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2021.08.21

2021夏<高校生オンライン看護師体験>にて寄せられた質問にお答えします☆

体験の内容や、参加者の感想は、前の記事をご覧ください>>

今回は、終了後のアンケートに寄せられたご質問に一つひとつお答えします☆

※似たような質問はまとめています。
※回答の内容は絶対的なものではなく、あくまで私見であることをご了承ください。

Q. コロナ禍で大きく変わったことや大変なこと、患者さんとの接し方への影響などを知りたいです。

A. 感染対策をより厳しく行うようになったことが、大きく変わりました。発熱で外来に来られる方に、最初から隔離をし、医療従事者はフル装備をして接しています。また、病院の中で感染拡大させないように注意しています。面会制限をしたり、職員が行動指針を守ったりして、外部よりCOVID-19ウィルスが院内に持ち込まれないように注意しています。
 患者さんには面会制限で寂しい思いをさせたり、家族は心配をつのらせたり、退院指導がスムーズに進まなかったりして、少なからず影響が出ています。オンラインでの面会など、患者さんや家族をつなぐ工夫をしています。

Q. ストレスはどのように発散しますか?ネガティブになってしまうとき、どう立ち直っていますか?患者さんの死と直面したときの切り替え方など教えてください。

A. 私は仕事とプライベートのon/offの切り替えをしています(仕事上のことはなるべくプライベートに持ち込まず、プライベートでは好きなことを楽しみリフレッシュするなど)。しかし、看護師も人間。つらいことがあったら、その感情を引きずってしまうこともあります。そんなときは職場の信頼できる人に聴いてもらい、気持ちの整理をしています。時として、ネガティブな感情になることもありますが、疲れているとそこから抜け出せないこともあるので、休養も大切です。亡くなった人に接した際は、受け持っている他の患者さんがいるので、すぐに気持ちを切り替え、看護に当たります。それでも心残りがある場合は同僚と話して、前向きになれるように心がけます。

Q. 養護教諭を目指しているのですが、看護師免許と養護教諭免許の2つを取得したい場合は?

A. 養護教諭免許状を取得した後、教員採用試験に合格する必要があります。学校でも生徒の病気やケガの手当など、看護師資格を持った養護教諭が求められています。看護師免許と養護教諭免許を同時に学べる大学もあります。看護師の経験をつんでから、養護教諭の資格をとるための学校もあります。ご自身の希望と照らして、調べてみてください。

 Q. 看護師になって(看護師ならではの)大変だったこと、つらかったことはなんですか?

A. 私は、いろいろな職場を経験していますが、それぞれ大変なこともあり、やりがいもあり、日々経過していくうちに大変さを忘れて、良かったことが残り、長いこと看護師を続けてこられました。強いて言えば、就職したばかりの何もかも自信がないときが大変だったと思います。先輩看護師に随分迷惑をかけましたが、優しく指導してもらいました。

Q. 患者さんやその家族だけでなく、周りのスタッフにも優しく接することが大切だと考えているのですが、どう思いますか?

A. 職場の人間関係は重要です。職場にはいろいろな個性の人がいますが、やはり相手の立場に立って理解すること、コミニケーションを十分とることは必要だと思います。

Q. チーム医療とは実際どんなものなのか知りたい。 

A. 病院には、さまざまな職種が患者さんの治療に携わっています。医師を中心に、看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、検査技師等などの職種が専門の知識と技術をもって患者さんに関わり、問題を分析し、解決するために話し合いの場をもち協力しています。

Q. 地域看護の魅力とは?

A. 多くの人は住み慣れた地域で暮らしていきたいと思っているでしょう。高齢化などにより住み続けることが困難になった場合、在宅のサービスを利用し支援をうけることで、住み慣れた地域での暮らしが継続できます。訪問看護師によるケアを受けることで、医療行為が必要な人でも在宅生活を続けられます。地域看護は、その人が生活している場でケアをすることで、より患者さんとの信頼関係が築け、やりがいを感じられると思います。

Q. 看護師のやりがいはなんですか?看護師として大事にしていることはありますか?

A. 患者さんの良くなっていく姿や、感謝の言葉に接したときには、やりがいを感じます。大事にしていることは、相手の立場にたち共感したいと思っています。忙しいとつい自分のペースに患者さんを引き込みたくなるものですが、患者さんの立場になって考えることを心がけています。

Q. 重病患者さんに対してどんな言葉をかけていいのか分かりません。看護を学ぶ上でそのようなことは身につくのでしょうか。

A. 特別な言葉は必要はないと思います。寄り添う気持ちと態度で、相手に伝わるものがあると思います。

Q. 看護師になるために高校生のうちにしておいた方がいいこと、今から意識すべきこと、看護学生になる前に勉強しておいた方がいい教科などありますか? 

A. まずは高校での学習をしっかり行うことです。看護学校では基礎からいろいろ学びます。学習習慣をつけてください。余力があるなら、ニュースや時事問題を知り、解説者のいうことを鵜呑みにするのではなく、いろんな説を聞いて自分なりの考えを持つとよいでしょう(フェイクニュースに気をつけてください)。意見をまとめる方向として、弱い立場の人の気持ちを考慮することが必要だと思います。夏休みなど時間があるときには、本を読んでください。登場人物の感情の動きや人生を追体験することで、自分が経験できないことを知り、相手の立場にたつことに役立つと思います。

Q. 地域の人々とは、どのような関わり方をしているのですか?

A. 大田病院は創立より72年の歴史があります。地域の方々から、当院の医療・活動を支えていただいています。地域医療としては、診療所や訪問診療、訪問看護などを通じ、その方が地域で暮らしていけるように医療・介護を提供しています。また、健康教育(班会)や子ども食堂(有志)などの活動もおこなっています。「よろず相談」という相談活動もしています。

Q. 男性看護師も医療業界に求められていますか?

A. 大田病院にも男性看護師が多く働いています。女性の多い職場なので女性の仕事と思われがちですが、看護業務に男女の差はなく、もっと男性看護師が増えてもいいのだと思います。 

Q. 患者やその家族に強くあたられたりしたとき、どのように接していましたか?

A. 強い態度で接してこられる方に対しては、なぜそのような態度に出るのか理由を探します。同じ感情に流されないようにして、冷静に対応します。ひとりでは対応しないようにして、上司等一緒に対応してもらいます。 

Q. 看護の専門学校と大学の違いについて、具体的に知りたいです。

A. 専門学校も大学も、それぞれの学校の特色があり、一概には言えません。専門学校であっても大学のように4年コースがあるなど、多様化しています。ご自身の行きたい学校をよく調べてみてください。

Q. オンラインで行われる模擬面接で、対象学年はありますか?

A. 卒業年次である高校3年生のみ対象にしています。 今年度の受付が始まっています。
 ご希望の方はこちらをご覧ください>>オンライン模擬面接

Q. 血が得意な方ではないのですが、慣れていきますか?

A. 実は私も血液や傷を見るのは得意な方ではありません。しかし看護師のユニフォームを着ていると、不思議なことに、立ち向かわないといけないと思い対処できます。慣れもあり、対処できるようになっていくものです。

Q. 四年制大学にいって将来助産師になりたいのですが、看護師志望の人より頭が良くないと入れませんか?

A. 助産師も大切な仕事です。なりたい気持ちを強く持ち目標に向かって頑張ってください。 

Q. HSP(Highly Sensitive Person)の性格の看護師でも医療ケアをしていけますか?

A. 高い共感力をもち、相手の痛みや喜びに敏感なHSP傾向の人は、寄り添って心や体をケアする仕事は、相手から感謝されることも多くやりがいを感じられるので医療従事者に向いているかと思います。ご自身の特性を理解し、傷つきやすい行為や環境などは避けるなど、ご自身を守る方法を見つけていくという準備も必要だと思います。

 ☆長くなりましたが、Q&Aは以上です。たくさんの質問を寄せていただき、ありがとうございました。

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