看護師・看護学生奨学金制度 | 東京都

大田病院の看護師(看護学生)奨学金制度

私たち大田病院は看護師を目指す学生が直面する、困難や課題を理解し、それを乗り越えるサポートのために、「看護師を目指すあなたの努力と情熱を支えたい。」という思いから、40年以上前から奨学金制度を提供しています。

奨学金制度概要 申し込みの流れ 奨学生活動について 先輩インタビュー よくあるご質問

こんな方にオススメ

  • 東京都修学資金を借りていて、都内の200床以内の病院を探している方
  • 「思っていたより学校が大変でアルバイトがあまりできない!」という方
  • 「一人暮らしで、親の仕送りだけじゃやっていけない」と不安を感じている方
  • 「これ以上、親に経済的な負担をかけたくない」と思っている方
  • 大田病院への就職を考えていて、「就職するなら奨学金ももらいたい」という方
  • ・早めに病院を探して、実習や国試勉強に専念したい方

看護学生の課題は多岐にわたります。
・学費の増加
・学業とアルバイトの両立の困難さ
・専門的な知識とスキルの習得など

看護師への学生生活は莫大な時間とエネルギーを必要とします。
その中で、「いのちの重さはみな同じ」という私たちの理念に共感し、その実現のために日々、奮闘しているあなたを、私たちは全力でサポートしたいと思っています。

私たちは、看護師を目指すすべての学生が最高の教育を受け、自分たちの夢を追求できる環境を提供することに深くコミットしています。
私たちと一緒に、あなた自身のキャリア、そして看護師としての役割を形成しませんか?あなたの参加を心からお待ちしております。

 

看護師 奨学金制度概要

対象者 看護師養成学校に在学中または入学が確定している方で、城南福祉医療協会の目指す医療・看護に共感し、卒業後に大田病院への就職を希望される方が対象です。
※条件が合えば、どなたでも利用できます。
支給金額 毎月5万円 ※返済免除制度あり。
支給期間 看護学校に入学から卒業までの期間です。学年途中からの給付も可能です。
返済免除制度 月額の5万円は貸与期間と同期間、大田病院で正看護師として働いていただくと返済免除になります。
他の奨学金との併用 当院の修学資金(2~6万円)、日本学生支援機構、東京都修学資金などと併用できます。
募集定員 各学年12名(定員に達し次第、募集を締め切ります)。

 

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看護師 奨学金制度申し込みの流れ

STEP1:資料の請求

まずは、お申し込みフォームから「奨学金資料請求」にチェックをしてお申し込みをしてください。メールや電話でもOKです。

看護学生専用フォームはこちら>>「奨学金資料請求」にチェック!
高校生専用フォームはこちら>>「奨学金の資料がほしい」にチェック!

*お届けする奨学金資料は、奨学金に関するご説明、奨学金申請に必要な書類一式です。

STEP2:病院・奨学金説明会への参加

話を聞いてみたいと思ったら、お申し込みフォーム(またはメール・電話)より「病院・奨学金説明会」にお申し込みください。

看護学生専用フォームはこちら>>「病院説明会&見学会」または「オンライン病院説明会」にチェック!
高校生専用フォームはこちら>>「奨学金説明会&見学会に参加したい」または「オンライン奨学金説明会に参加したい」にチェック!


*病院・奨学金説明会は、オンラインまたは対面のいずれかをお選びください。
*参加希望日を入れていただくとスムーズです。
*インターンシップを体験し、その中で病院説明を受けることも可能です。
大田病院の医療・理念についてはコチラ

STEP3:奨学金申請

説明会で奨学金制度の詳細を理解した上で、申請したいと思ったら「奨学金を申請したい」とメールや電話でご連絡ください。説明会実施までにメール等でやりとりしているので、そちらのメールアドレスにご連絡いただければスムーズにお申し込みいただけます。

STEP4:書類の準備と提出

一次審査に必要な書類(奨学金申請書、成績証明書)を準備し、大田病院看護学生室宛てに郵送します。
書類については説明会で詳しく解説します。
*一次審査に必要な書類:奨学金申請書、成績証明書。
*奨学金申請書は、STEP1の資料請求の際にお送りしている「城南福祉医療協会奨学金申請書」のことです。
*成績証明書は、直近のものになります。看護学校に入学前または入学直後の方は、高等学校の成績証明書となります。社会人経験のある方は、最終学歴の大学・大学院・専門学校等の成績証明書を取り寄せてください。

STEP5 :一次審査 (書類選考)

看護学生室に書類が届いたら、一次審査(書類選考)を行い、結果をご連絡します。
合格者には、メールまたは電話でご連絡します。不合格者には文書にて通知し、応募に際しお預かりした書類を返却いたします。

STEP6 :二次審査 (小論文・面接)

書類選考が承認されたら、二次審査(小論文・面接)へ進みます。
メールまたは電話で、二次審査(小論文・面接)の案内と、日程を個別調整の上決定します。
申請される方は、必要な書類を準備し、看護学生室宛てに郵送してください。書類の締切は、二次審査日の1週間前です。
インターンシップへの参加は必須となりますので、事前に体験していただきます。

*大田病院の雰囲気を実際に見てから申請していただきたいため、二次審査の前までに
 インターンシップへの参加が必須となります。
(インターンシップを体験した上で申請した方は、再度受ける必要はありません)
*二次審査は基本的に対面で行います。
 インターンシップと二次審査を同日に行うこともできます。
*二次審査に必要な書類:
 ・奨学金返済に関する覚え書き
 ・奨学金契約書
 ・連帯保証人様の印鑑登録証明書
 ・住民票原本(マイナンバーの記載のないもの)
*二次審査の選考は、小論文と面接により行います。
小論文は、制限時間60分で800字以内、難しいテーマではありません。面接は30分程度です。

STEP7:二次審査結果の連絡

二次審査の結果をご連絡します。
あなたの奨学生としての新生活がここから始まります。
大田病院はあなたの看護師への夢を全力でサポートします。一緒に頑張りましょう!

 

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奨学金制度に関するお問い合わせ
TEL:03-3762-2954(直通・FAX)
受付時間:平日9時~17時、土曜9時~13時(臨時休業あり)
※日曜・祝祭日・年末年始はお休みです。
フォームからのお問合せ

大田病院 看護学生室
担当:小倉・佐藤
〒143-0012 東京都大田区大森東4-4-14

 

奨学生になった後の流れ

STEP1:奨学金契約を交わす

最初のステップは奨学金契約書および返済に関する覚え書きを交わします。
*契約は郵送対応も可。

必要なもの:
・収入印紙200円1枚
・奨学生ご本人様名義の銀行口座情報が記載された通帳のコピー。
 (銀行名・支店名・口座番号・名義の記載されたページ)

STEP2:控えの受け取り

契約後、奨学金契約の控えを受け取ります。
 *ご本人様控えは返済が完了するまで保管してください。
 *ご本人様控えは、奨学生ミーティング参加の際に手渡し、
  または郵送となります。

STEP3:連絡と学びの時間

奨学生としての生活が始まると、看護学生室からLINEなどを通じて定期的に情報をお送りします。
さらに、月1回の奨学生ミーティングに参加して、他の学生たちとの交流や学びを深めていきます。

 

◆奨学金の受けとりについて◆

奨学金は毎月1回の奨学生ミーティングで直接受け取ることができます。(原則、毎月第2または第3の土曜日の午前中に開催)
万が一、ミーティングに参加できない月がある場合や、遠方からの参加が困難な場合には、別日に会って手渡しを行うか、銀行振込で対応します。
受け取った奨学金については、必ず領収書を提出してください。
これは手渡しでも銀行振込でも共通のルールとなります。

 

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奨学生活動について

看護学生室って何?

大田病院の中にある、看護学生さんのための専門部署です。看護師を目指す看護学生・高校生の対応をしています。
大田病院を知ってもらえるようなイベントの企画・運営、資料請求や説明会の対応、奨学生へのサポート、内定者の入職までのサポートなどをおこなっています。

看護学生室のスタッフは、看護師と臨床心理士です。
病院にコンタクトをとることは、学生さんにとってハードルが高いかもしれませんが、私たちは「看護師になりたい」という目標に向かって頑張るみなさんを応援したいと思っています。

「奨学生に興味があるけど、実際はどうなんだろう」
「資料を見てみたけど、話を聞いてみないとよくわからない」
「先輩看護師の働く現場を見てみたい」

―このような疑問や要望があれば、お気軽に私たちにご連絡ください。
お申し込みフォーム、メール、電話など、いつでもお待ちしています。
また、看護学生のお役立ち情報をインスタグラムで発信しています。インスタグラムのダイレクトメッセージやコメントも大歓迎です。

奨学生って何をするの?

看護学生室の看護師と心理士が、奨学生をサポートします。
大田病院の奨学生は、単なる「就職の約束」や「奨学金を渡す」というだけの関係ではありません。
月1回の「奨学生ミーティング」で集まり、近況を話したり、一緒にさまざまな学習をし、交流を深めていきます。
ミーティングは、主に大田病院で開催しますが、映画鑑賞やフィールドワークなど外へ出かけていく企画も、可能な限り取り入れています。

学習…看護学生室のスタッフが「看護師になる皆さんにぜひ知ってほしい」と考える時事問題、社会問題など、学校では学べないテーマや、奨学生の興味関心にこたえるテーマを設定しています。ときには、現場の看護師から看護技術を学べるミニ演習も行います。

交流…お茶やお菓子を食べながら、和気あいあいとした雰囲気でミーティングを行います。近況を話したり、悩みも相談できる場所になれるよう、学生同士のリラックスした交流時間を大切にしています。


年に2回は、東京全体や、関東圏内でのイベントもあり、そこには他の民医連系列の病院の奨学生が100名規模で集まります。ミーティングやイベントに参加することで、学校では学べないような世の中のことを知り、視野の広い看護師になれるような学習ができ、他の看護学校の学生と交流することでコミュニケーション能力が磨かれます。

また、国家試験対策セミナーも毎年開かれるため、低学年の頃から参加することで、一歩先を行く国試の準備ができます。

先輩に聞く、「奨学生でよかった」と思うことは?

学生時代に大田病院の奨学生となり、卒業後に入職して働いている先輩看護師に、奨学生でよかったと思うことを聞きました。

「経済的な心配がなく、学生生活に集中できた」

看護学校は、定期的におこなわれる試験、数週間つづく実習などで、アルバイトと勉強の両立が課題になります。
月5万円の貸与をうけることで経済面の不安が減り、学校が忙しい期間中はアルバイトを減らして勉強時間にあてた、という経験談はとても多く聞かれます。
日本学生支援機構の奨学金や東京都修学資金を借りていても併用できるため、いくつかの奨学金を受けながら学生生活を乗り越えた先輩がたくさんいます。

「国試のサポートがあり、良い意味で緊張感を保つことができた」

国家試験合格は、学生生活の終盤にくる大きなハードルです。大田病院では、国試対策セミナーを毎年夏頃から開催し、国家試験合格をサポートします。
プロの講師のセミナーをなんと無料で受けることができます!また、低学年の頃から奨学生になると、もっと早いうちから国試の問題に触れることができます。

 

「入職前から病院のスタッフや先輩と顔の見える関係ができた」

毎月の奨学生ミーティングで顔をあわせる奨学生は、将来一緒に働く仲間。
同学年であれば同期となり、学年が違えば先輩・後輩となりますが、いずれにしても学生時代に一緒に過ごした者同士なので安心感が違います。
「病棟に配属されたときに、知っている先輩がいて安心した」「スムーズに入職できたと思う」という声が多く聞かれます。

 

「他の学校の看護学生と友だちになれた」

看護学校に入学すると、他の学校に通う学生と交流する機会はほとんどありません。
奨学生ミーティングでも、学生同士の交流がもっとも盛り上がる場面といえます。
学校によって異なる授業のあり方や、実習の体験談など、さまざまな話題が話されます。
「奨学生同士の交流を通じてコミュニケーション能力を身につけることにつながった」という先輩もいました。

 

奨学生だった先輩看護師のリアルな声をご紹介しました。

奨学生ミーティングや奨学金制度について、少しでも興味のある方は、ぜひ一歩踏み出して、説明会やインターンシップに参加してみてください。奨学生ミーティングの見学も大歓迎です。
お申し込みを心よりお待ちしています。

 

 

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奨学生先輩インタビュー

まずは、実際に奨学金制度を利用した先輩たちをご紹介いたします。

りささん(出身校:神奈川歯科大学短期大学部 看護学科)
出身地:東京都大田区にて両親、兄と同居。もともとは祖母も一緒に暮らしていて、その影響もあって高齢者の方と過ごすことが好きでした。
趣味:休みの日にホットヨガでリフレッシュするのが好きです。
好きなアーティストのライブに行くのも好きで、back numberやTani Yuukiさんのライブに行きました。
Netflixを家でのんびり観るのも好きです。

看護師を目指したきっかけは?
一番は、「人の役に立つ仕事がしたいな」と考えていて、中学・高校のときにいろいろな職業を調べました。職業の本を読んだり、進路の先生に相談してパンフレットなどの資料をもらったりして、調べた記憶があります。「困っている人の役に立てるところがいいな」と思い、看護師の仕事に魅力を感じました。

他にはどんな仕事を調べましたか?
福祉関係の仕事や、保育士なども調べました。その中でも「看護師」と思ったのは、祖母と一緒に過ごした経験があったかもしれません。祖母と一緒にお散歩をしたり、身の回りの手伝いをしたりするのが好きでした。

看護学校の思い出は?
老年の実習は楽しかったです。高齢者の患者様とお話をしたり、ケアをしたりすることにやりがいを感じました。
大変だったのは…演習ですね。看護学校では、陰部洗浄や体位変換など様々な看護技術の演習があります。テストでは、それを先生が見ている前でやって評価されるので、毎回とても緊張しました。テストの前には友だちと学校に残って、よく一緒に練習していました。

看護学校以外ではどう過ごしていましたか?
私が学生のときは、ちょうどコロナ禍で…。インターンシップなどはできなかったです。アルバイトも忙しくて、なかなかできませんでした。
それもあって、金銭的な支援をしてもらえる奨学金を受けたいと思い、実家からなるべく近い病院をいくつか調べました。インターネットで「大田区/奨学金/病院」と調べて、資料請求や説明会を受けに行きました。

大田病院の奨学金を受けようと思った決め手は?
いくつか説明を聞いた中で、ただお金を貸与していただくだけの関係ではなく、「奨学生ミーティング」があって、手厚くサポートしていただけるのは大田病院だと思ったので、奨学生になりたいと思いました。学生同士で和気あいあいと活動しているのを聞いて、他とは違うな、と魅力的に感じました。


実際に奨学生になってみて、どうでしたか?
月1回の奨学生ミーティングで、様々な学びがありました。学校の授業ではなかなか考える機会がないテーマが多く、興味深かったです。奨学生の活動を通して、患者様の病気を社会的な視点からとらえるなど、民医連の看護の基本的な考え方が身につけられたと思います。
その他にも、看護師の国家試験対策セミナーがあり、大田病院の医師や先輩看護師の方々が、過去問を通して病態を丁寧に解説してくださり、とても勉強になりました。
奨学生として学習会に参加したり、病院職員の方々と交流したりする中で、コミュニケーション能力を身につけることにもつながったと思います。

看護師になってから、日々の仕事はどうですか?
楽しいですね。最近はリーダー業務が少し大変だなと思うこともあるのですが、患者様が元気になって退院していく姿を見ると、やっぱり元気をもらえます。ターミナルの患者様には、その方のやりたいことや食べたいものを聞いて、ドクターと相談して、できる限り最期の時間をその方のしたいように過ごしてもらえたかなと思えたときは、やりがいを感じます。



今、興味のある分野は?
私は急性期病棟で働いているので、ICLSの研修を受けてました。
同じ病棟の先輩から、患者様の急変にしっかり対応できるように勉強しておいた方がいいよ、と勧めてもらいました。
実際に、ICLSの研修に参加して、「急変時の患者様の状態を把握するには心電図を読めないといけないな」と思って、心電図の読み方を勉強しているところです。


看護師としての目標を聞かせてください。
将来的には訪問看護師になりたいと思っています。1番の理由は、看護学生のときに経験した在宅実習がきっかけです。実習を通して、訪問看護師さんが利用者さんにじっくり向き合う姿勢や、利用者さんやご家族の考えを考慮した看護に魅力を感じました。その方の個別性に合わせて生活を支えるような関わりができるところがいいな、と思いました。
でも、一人で利用者さんのところに行くには経験が必要だと思っています。自信がもてるようになるまでは病院で経験を積みたいです。

看護師を目指す学生さんへメッセージをお願いします。
実際に入職して思うことは、病院全体が明るい雰囲気だと思います。先輩方は、私たちのことを常に気にかけてくれていて、わからないことがあればいつでも優しく丁寧に教えてくれます。大田病院は教育体制も充実していて、自分のステップアップにつながるところも魅力だと思います。学生時代は、テストや実習など本当に大変だと思いますが、私は看護師になって良かったと思えているので、みなさんも頑張ってください!応援しています。

 

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けいさん(出身校:久喜看護専門学校)
出身地:母の実家である奄美大島で生まれ、千葉で成長。
両親と妹と4人家族で、トイプードルを飼っています。
趣味:ジャニーズウエストのピンク推し!いとこや妹と一緒にライブに行っています。
魚介系のラーメンが好きで「もちもちの木」は地元に戻ると必ず行きます。
休みの日は寝ています。
夏休みには、両親が奄美大島出身なので、よく帰ってリフレッシュしています。

看護師になろうと思ったきっかけは?
いとこが看護師だったので身近だったのと、高校の同級生で看護の道に進む子が多かったので、自然と意識していました。でも、血が苦手だったこともあり、最終的にはブライダルの専門学校へ進むことを決めました。

ブライダル関係から看護師へ、進路転換をしたのですね。
そうです。ブライダルの専門学校へ行っても、これで良かったのかな、看護師になればよかったかな、という迷いはずっと持っていました。専門学校2年生のときに祖母が亡くなったことをきっかけに、「やっぱり看護師になろう」と、気持ちが固まりました。
それからは、専門学校を辞めて、自分で勉強をしながらアルバイトをして学費を貯めました。

大田病院の奨学生になったのは?
看護学校の学費は、親に負担をかけたくなくて、奨学金を受けられるところを探しました。
東京の病院がいいなと思い、いくつかの病院の説明会やインタンシップを受けました。その中でも、大田病院は雰囲気が一番良かったので決めました。先輩が優しくて、働きやすそうだと思いました。

実際に奨学生になってみて、どうでしたか?
奨学生になってからは、ミーティングで他の奨学生と交流できて、友だちがつくれたことがよかったです。自分の学校だけでなく、東京や全国の奨学生と交流できるイベントもあり、私はそこで実行委員になったので、他の病院の方々と関われて楽しかったです。看護学校での実習等は大変ですが、奨学生同士のつながりが励みになって乗りこえられた部分も大きいと思います。
また、奨学生ミーティングや国試の勉強会で、入職する前から大田病院に行っていたので、施設や雰囲気を知ることができてよかったです。その体験があったので、新卒で配属されたときにも緊張しすぎることなく働き始めることができました。

看護学生時代はどうでしたか?
看護学校は、とにかく大変でした。もう後には引き返せない、という思いで頑張りました。同い年の友人がクラスにいたので、励まし合って卒業できました。
学生時代は、ステーキ屋さんでアルバイトをしていましたが、コロナの感染拡大によりお店が営業停止になったことと、実習で忙しかったことで、アルバイトを辞めました。そういう中でも、大田病院で奨学金をもらっていたので学費の不安は少なかったです。

看護師として働いていて感じることは?
1年目と比べたら、仕事を覚えてきた分、楽しいと思うことが増えました。
患者さんとコミュニケーションをとることがはじめは苦手だったのですが、緊張が解けて楽しいと感じるようになりました。患者さんと接するときは、きちんと目を見て話すことを心がけています。



頑張っていること・看護師としての目標は?
プリセプターになって、1年目の指導にかかわるようになって、教えるって難しいなと感じています。
どこまで教えていいか迷いながら、悩みもなるべく聞くように気をつけて指導しています。

目標は、憧れの先輩のような看護師になることです。その先輩は、患者さんへの言葉がけが優しくて、ささいな変化にもすぐ気がついて対応されています。看護の仕方・ケアの技術が高く、患者さんが苦痛なく処置を受けられるような、なめらかな手さばきにはいつも感動しています。私たち若手の意見も聞いてくれたり、適切な声かけをしてもらえて、モチベーションが上がります。そんな先輩のようになりたいと思って、日々頑張っています。

印象的な患者さんはいますか?
担当した患者さんです。退院が決まると体調が悪くなり、退院が伸びることが2回続いて、どうなるかと心配でした。施設入所も検討されていたのですが、ご家族ができる限りのことをしようと決意されて、患者さんが望む自宅退院ができました。家族もよろこんでくださり、私たちスタッフもとても嬉しかったです。その患者さんの合同カンファレンスに初めて出たこともあり、良い経験になったと思います。

奨学生になるか迷っている学生さんへメッセージをお願いします。
晴れて看護師になり入職したら、職場の先輩方は優しい人ばかりです。大田病院は親切な人が多いので、自信をもってオススメできます。ぜひ考えてみてください。

 

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看護師奨学金に関するよくあるご質問

Q.看護学生が受けられる奨学金制度は、そもそもどんなものがありますか?

A.1つめは、「日本学生支援機構」の奨学金です。無利子貸与の「第一種奨学金」と有利子貸与の「第二種奨学金」、返済が免除される「給付型」があります。
2つめは、自治体ごとの奨学金です。東京都では、「東京都看護師等修学資金貸与制度」があります。看護学校卒業後に、東京都内で定められた期間働くことが条件となり、卒業後に申請すれば全部または一部が返済免除となります。詳細は、東京都保健局のページをご確認ください。
それらの他に、「病院奨学金」があります。看護学校卒業後にその病院で働くことで返済が免除される場合が多くあります。大田病院の奨学金制度もこちらにあたります。
大田病院の奨学金は、日本学生支援機構や東京都の奨学金を借りている方でも併用できます。

Q.奨学金はいくら支給されますか?

A.毎月5万円です。奨学金をもらった期間と同じ期間、大田病院で看護師として勤務すれば返済免除になります。
原則、奨学生ミーティングなどの活動に参加していただいた際に手渡しをしています。
学校の都合等で参加できない場合などは銀行振込での対応もしています。
こちらの奨学金とは別に、「修学資金制度」もあります。

Q.「修学資金」とはなんですか?奨学金との違いは?

A.毎月2~6万円(1万円単位で選択可能)の貸付制度です。
修学資金は、返済免除制度はありません。
大田病院に就職後、借りた分を利息1%と一緒に返済していただく制度です。給与から天引きとなります。
奨学金を借りていて、あとから経済的に厳しくなり修学資金を追加で借りる、といったパターンが多いです。
修学資金の受け取り方は、奨学金と一緒です。

Q.社会人でも奨学金を借りられますか?

A.看護師養成学校に進学して看護師を目指す方で、卒業後に大田病院への就職を希望される方でしたら、応募は可能です。
実際に、自立して社会人を経験されてから看護学校に入るために親の負担をかけたくないという思いから奨学生になったという先輩方は多くいます。
社会人経験のある先輩看護師の奨学生インタビューはこちら≫

Q.高校生なのですが、自分で応募してもよいのでしょうか?

A.高校生の方は、保護者の方(連帯保証人になる方)も一緒に説明会に参加していただいています。
また、実際に応募される場合には、保証人を立てていただく必要があります。
奨学金の資料請求や説明会のお申し込み・お問い合わせは、当ホームページのお申し込み・お問い合わせフォームより受け付けています。
まずは資料請求をしていただき、保護者の方と一緒にご覧いただくと良いかもしれません。わからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
高校生専用のお申し込みフォームはこちら≫

Q.連帯保証人を立てられないのですが…

A.大田病院の奨学金制度は、連帯保証人を立てていただくことが必須となります。
連帯保証人は、成人で経済的に自立している方、原則は父母となります。父母がいない場合は、親権者あるいは未成年後見人、または4親等以内の親族となります。
ご事情等おありの場合は直接ご相談ください

Q.大田病院の奨学金を考えています。まずは何からすればよいですか?

A.まずは、こちらのホームページにある「お申し込み・お問い合わせ」フォームから資料請求をお願いします。
高校生の方は「奨学金の資料がほしい」にチェックの上、送信してください。
看護学生の方は「奨学金資料請求」にチェックの上、送信してください。資料請求していただくと、看護学生室より、奨学金資料一式に加えて、病院パンフレットや募集要項、イベントのお知らせなどもご一緒に郵送します。
お手元に届いたら、読んでいただき、わからないことがあればメール・電話等でお問い合わせください。
お待ちしております!

Q.奨学金について、くわしく説明を聞きたいです。

A.現在、オンラインの説明会、または対面の説明会&見学会を行っております。インターンシップも参加していただけます。
病院説明会&見学会についてはこちらのページ最下部をご覧ください>>
オンライン病院・奨学金説明会についてはこちら≫
インターンシップについてはこちら≫

Q.将来働くことになる病院なので、雰囲気など病院の様子を見てから考えたいです。

A.現在、コロナ禍で中止していたインターンシップを再開しています。
病院の雰囲気を見ていただくには、インターンシップがオススメです!当院で働いている看護師とペアになって動くので、直接話を聞くこともできます。
ぜひ一度インターンシップに参加してください。
インターンシップの詳細はこちらのページもご覧ください。

Q.奨学金を申込む際の締切はありますか。

A.大田病院の奨学金制度は、年度の途中でも申請でき、特に締め切りは設けていません。
各学年12名までという定員がありますので、定員に達するまではいつでもお申し込みを受けつけています。

Q.奨学金に応募したい場合、どうすれば良いですか?

A.まずは資料請求をしていただき、病院・奨学金説明会(オンラインまたは対面)またはインターンシップを受けていただきます。
その上で、ご希望があれば、書類審査と、小論文・面接による選考をおこないます。
選考の流れは、申込みの流れをご確認ください。

Q.奨学金は、誰でも申し込みできますか?資格や条件などはあるのでしょうか?

A.看護師養成学校に在学中または入学が確定している方で、当法人(城南福祉医療協会)の目指す医療・看護に共感し、卒業後に大田病院への就職を希望される方が対象です。
卒業年度の学生だけでなく、低学年の方もお申し込みできます。

Q.病院を見学したいのですが、可能ですか?

A.病院見学でも、インターンシップでも、対応させていただきます。
奨学金の申請を希望する段階になったら、一度は病院の雰囲気を知っていただきたいので、二次審査の前までにインターンシップへの参加は必須となります。
「いきなりインターンシップまでは考えていない」、「まずは説明だけ聞いてみたい」という方は、まずは病院・奨学金説明会にご参加ください。
オンラインの病院・奨学金説明会も行っており、その場合は院内の様子は動画でお見せしています。
病院説明会&見学会についてはこちらのページ最下部をご覧ください>>
オンライン病院・奨学金説明会についてはこちら≫
インターンシップについてはこちら≫

Q.奨学生の募集は、現在も行っていますか?

A.随時募集していますが、定員(各学年12名まで)に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
現在の募集状況を確認されたい場合や、わからないことがありましたら、大田病院 看護学生室までお問い合わせください(直通電話:03-3762-2954)。
当ホームページのお申し込み・お問い合わせフォームからでも自由記載欄にご質問いただければお返事します。
お問い合わせには、メール等で回答させていただきます。
お申し込みページはこちら≫

Q.すでに学生支援機構などから奨学金や教育ローンを借りていますが、それでも応募できますか?

A.はい、他の奨学金制度と併用できます。
学生支援機構や、東京都の奨学金と併用している奨学生も実際にいます。
ご応募の際には、ご利用中の奨学金制度を確認させていただくこともございます。
書類と面接により選考・審査をします。

Q.奨学金の「返済免除制度」とは、どういうことですか?

A.奨学金をもらった期間と同じ期間、大田病院で看護師として勤務すれば返済不要となる制度です。

Q.准看護師の学校に通っているのですが、奨学金を受けることはできますか?

A.申し訳ありませんが、准看護師の新卒採用は行っておりません。
准看護師の資格を取得されたあと、正看護師を目指して進学される方で、看護師養成学校への進学が確定している方は対象となります。

Q.年度の途中でも奨学金に応募することはできますか?

A.はい、可能です。奨学生の募集は随時承っております。
看護学校入学から卒業までの期間が対象となり、学年の途中でも申請できます。
まずはお申し込み・お問い合わせフォーム から「奨学金資料請求」をお願いします。

Q.奨学金はいつから支給されますか?

A.奨学金の支給は、早くても入学年の4月からです。
入学年の4月以降に申請した場合は、面接・書類提出が完了し承認がおりた月から開始となります。
4月より受け取りたい場合は、3月のうちに早めに説明会や選考を行うことをお勧めします。

Q.経済的に苦しいので、奨学生ミーティングはできるだけオンライン参加にしたいのですが・・・

A.大田病院では、奨学生ミーティングやイベントに参加する際の費用(交通費、宿泊代、食事代など)は法人で負担します。
経済的な不安は大きいと思いますが、最大限サポートしますので、ご安心ください。
どうしても実習等で忙しい場合にはオンライン参加も相談に乗りますが、学生同士や職員との顔の見える関係や交流を大切にしていますので、原則集合・対面での参加をお願いします。

 

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