看護師 教育制度

教育制度 〜学び合い、ともに育つ3年間〜

最初は誰でもでわからないことが当たり前です。新人の成長に合わせて、病棟全体で指導していきます。新人看護師の皆さんの個性を重視し、指導者とともに育ち合います。

3年間の教育ステップ

 

プリセプター制度

4月から9月は、先輩看護師がペアになりいつも隣で見守っています。一人ひとりの個性やペースに合わせ、自立するまでじっくりサポートします。「分からないことを分からないといえる」ような安心できる環境で育つことができます。

プリセプティ
医療の現場に立つということに緊張の毎日ですが、プリセプター制度により先輩がいつもそばにいて、それぞれの進むスピードに合わせ、丁寧に教えサポートしてくれます。安心して先輩に質問もできる環境があります。

プリセプター
新人看護師は何もわからないままのスタートとなるため、緊張します。少しでも緊張せずに働くことが出来るように心がけています。また患者さんのことを第一に考える看護を一緒に学ぶ姿勢で臨んでいます。

夜勤体験・夜勤研修

5月からの夜勤体験は、先輩看護師の仕事を見学するシャドウトレーニングです。月1回・3クール入った後、8月からはじまる夜勤研修では、先輩看護師とペアを組んで4回入ります。個人のペースに合わせながらしっかりとフォローし、9月末までの夜勤自立を目指します。

新人看護師
7月までは夜勤体験で先輩のラウンドを見学します。患者さんの何を観察しているか、また夜の患者さんの様子を学びます。8、9月は自分で計画を立てラウンドします。先輩が一緒に確認してくれるので安心でした!

先輩看護師
夜勤研修では、忙しくても新人看護師に常に付き添い、分からない事を聞きながら一緒に考え行動するようにしています。新人看護師の不安が残らないよう、振り返りを行い自立に向けて援助しているので安心して下さい。

1日のスケジュール(自立まで)

8:30 出勤
朝の申し送りを聞く、本日の予定や不明点などを指導者に確認
8:40 受け持ち患者の情報収集
9:00 チームカンファレンスに参加
9:30 排泄援助
10:00 検温、注射・点滴、処置、検査移送、記録
12:00 配膳、食事介助、服薬確認、口腔ケア
12:30 休憩
13:30 チームカンファレンス、学習会
14:00 排泄援助、検温、注射・点滴、処置、記録、合同カンファレンスへの出席など
15:00 指導者への申し送り
16:00 指導者と1日の振り返り、明日の予定確認
16:30 勤務終了!

・全ての行動は指導者と一緒に行います。
・入職後1~2か月は疲れやすいので、残業しないように先輩も一緒にスケジュール管理をしてくれます。
・始業後に情報収集の時間を設けています。
・勤務時間内に必ず1日の振り返りを行います。成長した点や明日への課題を確認して、翌日の計画に反映します。これによって個人に合わせた指導が可能になります。

年間研修スケジュール(1年目)

4月
 

● 法人研修(同期入社職員全体での合同研修)
● 医療安全
● 記録・電子カルテ
● 排泄援助
● 清潔ケア
● リハビリ(ポジショニング・体位変換)
● 与薬
● 投薬

5月
 

● 夜勤体験
● 検査
● 採血
● 注射
● 輸血
● 心電図
● 危篤時の看護
● 膀胱留置カテーテル
● 診療報酬
● 認知症の看護

6月
 

● BLS・挿管の介助
● 人工呼吸器とモニターの読み方
● メンタルヘルス

7月
 

●入院体験

入院体験・・・
病室などで処置や看護ケアを体験したり治療食を食べます。患者さんの気持ちを理解します。

8月
夜勤研修
 
9月

●セクション研修
透析室 
内視鏡室
手術室
医療相談室
リハビリ室など

セクション研修・・・・
他職場で1日研修を行い、理解を深めることで医療チームの連携を強化します。また他職場での患者の様子を知り、自職場での日常看護に活かします。

10月

 ●夜勤自立

11月
病態レポート

病態レポート・・・・
一人の患者さんの病態に着目して、どうしてそのようなことが起こっているのか、解剖レベルから病態を整理しレポートにまとめます。

12月
  
1月

病態レポート発表

  ● 病態レポート発表

2月

 ●後期集合研修

3月
 

●リーダー研修