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2025.12.04

奨学生インタビュー|大田病院 奨学生(上京して勤務→ 現在外科病棟勤務中の看護師

奨学生インタビュー(大田病院 奨学生 上京しして勤務)

新潟で迷いながらも、「世界を広げたい」と東京行きを選びました——。

奨学金の申請はインターン後に採用試験と同時実施。
在学中は月1回のミーティングで学習進捗や国試対策を共有し、「もしバナゲーム」を使った意思決定支援など在宅・急性期をつなぐ学びもありました。
アルバイトの負担が減り学習時間を確保、就職前から病院の雰囲気に慣れ、入職後のギャップを最小化でき安心につながりました。
オートロックの寮やアクセスの良さも上京の不安を軽くした要因のひつです。
「勉強・生活・就職」を一気通貫で支えるのが大田病院の奨学生制度です。

Profile M.Kさん 
出身校:新潟医療看護専門学校
家族構成:両親、兄
趣味:K-popグループなどのライブ、ショッピング
勤務職場:大田病院外科病棟
 

大田病院の看護師(看護学生)奨学金制度
看護学生:看護師職場体験(インターンシップ)

 

どんなきっかけで東京で働きたいと思いましたか?

もともと一人暮らしをしたいと考えていて、東京で奨学金を借りられる病院を探し始めたのがきっかけです。
看護学校に入ってから、地元に残るか東京か迷っていて、2年生の冬に決意しました。
まわりは地元に就職する子がほとんどで、専門学校の同じ学年で上京したのは私含め2名だけだったので、なかなか踏み出せてなかったのですが、兄が東京で働いていて「絶対、東京に来た方がいい」「世界が広がるよ」と言ってくれていたのもあって、後押しになりました。
私は、家賃が安いこと、交通の便がいいこと、病院の雰囲気を重視していました。
新潟でも病院を探したんですけど、いいなと思う条件があまりなかったです。
東京の病院を探した中で、場所も、都会すぎず田舎すぎずの雰囲気がよかった(笑)
新宿とかはこわいな、東京だけど端っこらへんがいいなと思って、所在地も重視して見ていました。
あと、「どうせいくなら奨学金があるところがいいな」と思っていて、その中でも立地もいいし、インターンでも雰囲気がよかったというのもあって大田病院に決めました。

上京前に不安だったことはありますか?

やっぱり知らないところで、知り合いもいない中で、学生ではなく社会人としてスタートするのは不安でした。
でも、私は上京するのが楽しみというのもあって、そっちの方が大きかったです。

―奨学金制度を知ったきっかけは?

実習しながらバイトをするのが本当にきついと思っていて、自分の好きなことに使うお金もほしいなと思って、奨学金を考えました。
まわりの専門学校の友だちも、地元の就職する病院から奨学金を借りていたので、就職するって決めたなら借りたほうが絶対お得だなと思いました。
看護学校の2年生の終わりごろに探し始めて、ネットで「奨学金」「東京」と検索したらたくさん出てきて、一番上に大田病院が出てきたので、おススメなのかなと思いました。 

― 奨学生になる前に“迷い”はありましたか?

国試に落ちたら返さないといけない、というのはプレッシャーにはなったけれど、そのおかげで「勉強やらなきゃ」「絶対に一発で受かるぞ!」という前向きな気持ちになれたと思います。

応募のきっかけは何でしたか?

新潟でいろんな実習病院に行っていたのですが、職場体験(インターンシップ)に来てみたら、実習病院と比べて大田病院の人たちが結構やさしくて、「こんなやさしい病院あるんだ」と衝撃を受けたんです。
働くなら雰囲気がいいところがいいなと思っていたので、ここにしようと思いました。
私はビビッと来たら即決しちゃうタイプなんです。
他をみてもわかんなくなっちゃうなと思って、ここにしようと決めました。

―奨学生になって最初に感じたことは?

専門学校2年生の3月に職場体験(インターンシップ)に来て、そのあとすぐ奨学金の試験を受けました。
奨学金と採用試験を一緒に受ける形になりました。
奨学生になってから、月1回みんなで集まって、いろんな県から来ている子たちがいたので、話す機会がたくさんありました。
国試までの勉強のスピードとか、今実習がどんなかんじなのか、など共有できたのが大きかったです。
これから同期になる人と関われるのはいいなと思いました。

 

 

―奨学生同士の交流や職員との関わりで印象に残っていることは?

職員さんはとにかく優しいな、手厚いなと思いましたね。
学生同士の交流は、K-popが好きな子もいて、結構意気投合しました!
でも、国試が終わるまでは、合格できるかわからないから、個人的にはLINE交換できなくて…。
国試が終わって「大丈夫そうだな」となってからLINE交換して、さらに仲良くなりました。
奨学生のときにいろいろな学習をしたのですが、そのときに意思決定支援について学び、「もしバナゲーム」をしたことが今も印象に残っています。
大事にしたいものがそれぞれ違って、「こういう考えの人もいるんだな」と思いました。
*もしバナゲームとは…余命が限られた設定で、人生の最期に何を大事にしたいかを考え、他者と共有するカードゲーム。

―奨学生になって変わったことはありますか?

奨学生になってからバイトをしなくてよくなったので、かなり楽になりました。金銭的に少し余裕ができたと思います。
プライベートも充実させたいという気持ちがあったので、親にずっと負担をかけることがなくなったので気持ちは軽くなったと思います。

―現在看護師として働いて、奨学生の経験が活きている場面は?

奨学生ミーティングで大田病院に月1回来ていたので、就職してからも雰囲気とかは感じられて安心材料になったと思います。
奨学生のときに学んだ意思決定支援にもつながると思うのですが、先日、担当していた患者さんが亡くなられて、最期のときに看護師としてどういうケアをするのか、その患者さんにとって何が大切にしたいことなのかを改めて考えさせられました。
ご家族が毎日面会に来ていた中で、患者さんが好きなワインやチーズをご家族が食べさせてあげることもできたし、最期は病室にご家族が希望されたオルゴールの音楽をかけて、家族に見守られながら見送ることができました。
チームで話し合って、その人が大事にしてきたことやご家族が心の準備をする時間を、少し支えられたのかなと感じました。
その方は長く関わった患者さんだったので、私自身もこみあげるものがありました。

―地元を離れることに迷っている学生に伝えたいことは?

 

少しでも「上京したい」という思いがあるなら実行に移すことが大事だなと思います。
どの病院がいいか、資料を取り寄せたり比較したりするのは大変だと思うんです。
私自身も新潟に残ろうかと迷っていたけど、東京に来てみて、圧倒的に新しい経験ができたと思います。
交友関係も広がったし、一人暮らしをすることで自立したというか、掃除や料理もできるようになりました。
好きなように部屋を模様替えできるのも楽しいです。寮はオートロックだし、安心して住めています。
それに、大田病院は羽田空港が近いこともあって、国籍が様々な患者さんがいるなと思います。
実習では外国人の患者さんには出会ったことがなくて、外国語を翻訳しながらの対応とか、そういう経験はなかったので、都会ならではなのかな、と思いました。
新潟にいたらそんな経験はできなかったと思います。
都会は楽しいので、絶対行動に移したほうがいい、と伝えたいですね。私自身が心底そう思っているので♪

―奨学生制度を活用してよかったと感じることは?

奨学生になって毎月大田病院に来るときは、3時間くらいかけて新幹線で来ていました。
でも、全然苦ではなかったです。東京に来たいほうだったので、ミーティングのあと、帰りにショッピングしたりして楽しかったです☆

―プライベートはどんなふうに過ごしていますか?

K-popが本当に好きなので、ライブには結構行っていると思います。
ジャニーズも好きなので合わせると月1回は行っているかも。
あとは、同期と飲みに行くことが多いですね。
この前も、研修のあとに研修医と看護師の同期で飲みに行きました。
先月は4日連休をとって、韓国にライブと旅行に行ってきました!すごく楽しかったです!

 

 

大田病院の看護師(看護学生)奨学金制度
看護学生:看護師職場体験(インターンシップ) 

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