
そう語るのは、他院勤務を経て再び大田病院に戻ってきた先輩看護師。
地域に根ざし、「最後の受け皿」として患者さんを断らない大田病院の理念に共感し、
“人を思う看護”を日々実践しています。
教育・チーム・理念、そのすべてがつながる職場の魅力を聞きました。
Profile
Y.Hさん 大田病院 5病棟 病棟・HCU主任
出身:静岡県
出身校:帝京平成大学
家族構成:妻、子ども1人
趣味:音楽鑑賞、映画鑑賞
看護歴:17年
キャリア:
2009年新卒
~4年目 大田病院の呼吸器内科・消化器内科病棟に配属
5年目~ 外科病棟に異動
7年目~ 他病院に転職
9年目~ 大田病院に再び転職し、外科病棟に配属。2年後に副主任になり、その2年後に主任となる。
*教育委員として若手の育成に深くかかわった経験もあり、現在は病棟主任・HCU主任も担っています。病棟の若手だけでなく、職場体験(インターンシップ)に参加する学生にも優しく丁寧に教えてくれる頼りがいのある先輩です。
✅大田病院看護師(常勤)募集要項
✅大田病院 看護師(非常勤)募集要項
大学4年生の冬に、東京国際フォーラムで行われた合同就職説明会に大学の友人と参加したとき、大田病院の看護学生室の看護師さんに声をかけてもらったのがきっかけでした。
それまで漠然と「このまま大学系列の病院に入職するのかな」と考えていたのですが、直前の実習で保健所などの地域医療について考え、興味をもっていた分野だったこともあり、「地域医療に力を入れている病院」と聞いて「一度、病院の様子を見てみたいな」と思いました。

驚いたのは雰囲気の良さです。看護師同士もそうですが、医師との距離感が近いというか、先生方もとても気さくに話しかけてくださって、関係が良さそうだなという印象が強くありました。
看護師もとても優しい方が多くて、こういう雰囲気の職場で働きたいなと思ったのが決め手になりました。
同期のつながりが強く、良かったことも失敗も、何でも共有しながら一緒に成長できる環境だな、と感じました。
初めての処置や注射の手技など、不安なことはいつでも相談できる風土があり、安心して日々の業務にあたれていたと思います。
私は入職と同時に寮に入りましたが、とてもきれいなアパートで、病院からも近く、住みやすかったです。
同期や仲間も同じ建物なので、よく仕事終わりや、クリスマス、年越しなど、仲間で楽しく過ごした良い思い出があります。
東京は家賃が高いので、寮はすごく助かりました。
「思考発話」といって、指導する私たちが何を考えながら動いているのかを、一つひとつ言葉にして伝える努力をしています。
患者さんのどういう情報から、何を考えてこの順番でバイタル測定や処置を回っている、ということを伝えて動いています。
「足並みをそろえる」って大切なことだと思うので、何に困っているか、その課題をどうしたら乗り越えられるかは、「一緒に考える」ということを大切にしています。

大田病院の教育委員会は、教育師長と、各職場の主任が教育委員メンバーとなっています。
大田病院では1年目~3年目までの期間を「若手研修」としています。
その研修期間で必要な研修を計画したり、若手看護師一人ひとりの成長の様子や、サポートが必要そうなポイントについて委員会メンバーで話し合っています。
教育や指導で大切にしているのは、自信がない中で自立としない、ということです。
自己評価・他者評価どちらも捉えたうえで、次の課題に取り組んでいただくことが大切だと思います。
丁寧に研修・指導をすることはもちろんですが、研修生が自信がつくためにはどうしたらいいかというところまで一緒に考え、一つひとつ実践を積み重ねていきます。
先輩から優しく指導を受け、不安を乗り越え、自信をつけていってもらいたいなと思っています。
そして、3年目となったら今度はプリセプターとして、自分の成長の支えになった先輩からの温かい声掛けやわかりやすかった指導を、ぜひ1年目看護師にも伝えてあげてほしいです。

大田病院は地域に根ざした病院であり、地域住民からの信頼が厚いなと感じます。
「東京ルール」という仕組みのもとで幹事病院という役割があり、他で断られた患者さんも積極的に受けています。
「最後の受け皿」「最後の砦」としての役割を担っていると思います。
また、羽田空港も近いので、時にはフライト後に体調を崩して搬送される方も多く、この地域での存在意義は大きい病院だと認識しています。
私は新卒で大田病院で数年働いたあと、家庭の事情から、一度転職をしています。
以前勤めた病院では、差額ベッド代が普通に存在し、窓側・廊下側というだけで、かかるベッド代が違いました。
できれば個室や窓側にしたい、と思っても、ベッド代が高すぎて変更をあきらめる方を何度も見てきました。
お金のある・なしでそういう差が生まれてしまう医療のあり方に疑問を抱き、やはり大田病院で必要なときにお金を気にされることなく、差別なく医療が提供できるって素敵だな!と思いました。
同期から声をかけてもらったこともあり、前の病院を辞め、大田病院に戻ってきました。
今、楽しく仕事ができるのは、この病院の雰囲気、スタッフがいてこそだなと、日々感謝しています。

お仕事する上で大切なのは心身の健康。入職は誰だって緊張するものです。
そんなとき、厳しい指導が続いたら元気に楽しく仕事は続けられないですよね。
せっかく看護師としてお仕事を始めるわけですから、心も身体も大切に長く働けると感じる職場を優先度高く選んでください!特にはじめは、わからなくて、自信がなくて当然です。
「知らない、できない」は、恥ずかしいことではありません。
どんどん質問して、たくさん経験してほしいと思います。
困ったときは頼ってほしいし、アドバイスやサポートできることもあるので、まずは体調管理をして毎日出勤できることを目標にしてもらえたらと思います。
安心して看護師を続けられる環境が大田病院にはありますので、ぜひ一緒に働きましょう!
✅大田病院で働く看護師の声
✅大田病院看護師(常勤)募集要項
✅大田病院 看護師(非常勤)募集要項
✅看護師募集要項一覧
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