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2025.09.19

2025年7月~9月 職場体験(インターンシップ)開催報告

大田病院では、看護学生を対象に「看護師職場体験(インターンシップ)」を7月から9月にかけて開催しました。
今年の夏も多数の学生が参加し、病棟や訪問看護の現場で看護師の仕事を体感いただきました。
体験後アンケートでは、参加者32名のうち「とても満足」30名、「満足」2名、不満ゼロ。満足度100% という結果となりました。

この記事では、参加者の声やアンケート結果から分かった「不安や疑問」、そして就活に役立つヒントをご紹介します。
「病院の雰囲気を知りたい」「実習では学べない経験をしたい」という方は、ぜひ次回の職場体験にご参加ください。
気になったけど別の職場も見てから考えたい、というお声もいただくので、2回目の職場体験も受け付けています。

看護学生:看護師職場体験(インターンシップ)はこちら

【大田病院インターンシップ 開催概要】
主催: 大田病院 看護学生室
開催日: 2025年7月~9月
参加者: 看護大学・専門学校に在学中の看護学生 計32名
参加者在籍校:北里大学看護専門学校、北里大学、文京学院大学、武蔵野大学、日本赤十字看護大学、東京墨田看護専門学校、東京南看護専門学校、東京都立広尾看護専門学校、東京医療保健大学、人間総合科学大学、湘南鎌倉医療大学、淑徳大学、国際医療専門学校、慶應義塾大学、共立女子大学、横浜創英大学、ぐしかわ看護専門学校
体験内容:職場体験、先輩ナースとの交流、病院・奨学金説明会

 

病棟体験当日の流れと参加者の声

病棟体験では、看護師と一緒に病棟を回り、患者さんへのケアやチーム医療の様子を見学・体験できます。

  • 08:15 更衣・オリエンテーション
    08:30 病棟体験(担当看護師と一緒にケアを見学)
    12:00 病院見学
    12:30 昼食休憩(お弁当を用意)
    13:30 先輩看護師との交流(フリートーク)
    14:00 病院説明・アンケート記入
    15:00 終了予定

    参加者の声:
    「病棟全体の雰囲気があたたかく、先輩方が優しかった」
    「1年目の先輩から就職のリアルな話を聞けて不安が減った」

     

  • 訪問看護体験当日の流れと参加者の声

  • 訪問看護体験では、担当看護師と一緒に患者さんのご自宅を訪問。在宅療養を支える現場を体験します。

    • 08:30 更衣・オリエンテーション
      08:50 訪問看護体験(同行訪問)
      12:30 病院へ戻り、昼食休憩(お弁当を用意)
      13:30 先輩看護師との交流会(病棟勤務の看護師が参加)
      14:00 病院説明・見学・アンケート記入
      15:00 終了予定

    • 参加者の声:
      「患者さんの生活に寄り添う看護を間近で見られた」
      「地域で働く看護師の役割を実感できた」

       

    • 参加者アンケートの集計と先輩看護師からのメッセージ

    • 職場体験(インターンシップ)で印象に残ったこと
    • ・病棟の雰囲気の良さ、人間関係のあたたかさ
      ・患者さん一人ひとりに寄り添う姿勢
      ・実習では体験できないケアや技術の学び
      ・1年目の先輩から直接聞けるリアルな話
    • 個別の感想

    • 「大田病院が患者さんに寄り添ったケアを実践している事が感じ取れた。」
      「実習では体験できない技術を見学でき、チーム連携を間近で見られたのが良かった。」
      「病棟の雰囲気や多職種との連携を感じられ、看護師の方々がとても優しく丁寧に説明してくださり感動しました。」
      「患者さん一人ひとりに向き合い、一緒に考える姿に触れ、看護の個別性を実感できた。」
      「病棟の看護師さんを見て、自分が目指す“寄り添う看護”がここならできると感じた。」
      「看護師間だけでなく多職種との連携がしっかり取れていて、温かい病院だと強く感じた。」
      「実習では見られなかった重症度の高い方へのケアを見学でき、病棟の実際を知ることができた。」
      「病院全体がとてもアットホームで、先輩後輩や多職種の関係も良く、教育制度も充実していて安心して成長できると感じた。」

    • 参加者が共通して抱いていた“不安”

    • 事前アンケートでは、多くの学生が
    • 「看護師になれるか自信がない」
      「就職先を選ぶ決め手が分からない」

    • という不安を抱えていることが分かりました。
      こうした悩みは誰もが通る道であり、あなた一人のものではありません。

      これは誰もが通る悩みです。
      先輩たちは、「病棟の雰囲気」「教育体制」「患者さんに寄り添えるか」 を基準に就職先を選んでいます。

    • 【参考記事】
    • 大田病院の呼吸器内科病棟の先輩に、入職理由や奨学生としての経験、新人の頃からの変化について聞きました。
    • 大田病院透析室の先輩に聞いた職場の雰囲気や寮生活について聞きました。
    •  

 

 就職活動のスケジュールについて

 事前アンケートでは、「冬までに決めたい」と回答した学生が最多(約72%) でした。
つまり、就職活動は 夏~秋に比較検討が本格化する のが実態です。

ー先輩看護師からのアドバイス
職場体験で得た学びや気づきをノートにまとめておくこと就職活動の役に立ちます。
雰囲気の良さ、患者さんへの関わり方、先輩から聞いたアドバイスなどを記録しておくと、就職先を比較検討する際の軸 になります。

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職場体験(インターンシップ) の学びを就活に活かすために

参加者からは

「実習では見られない技術を学べた」
「患者さんとの会話や信頼関係が印象的だった」

といった声が多く寄せられました。

ー先輩看護師からのアドバイス
こうした体験で得た気づきは、ただ「良かった」で終わらせるのではなく、実習記録や就職活動の自己PRに活かすことができます。
たとえば、印象に残ったケアや患者さんとの会話を「病院選びの決め手」や「看護師として大切にしたいこと」として言語化しておくと、将来の就職活動で強みとして話せるようになり役に立ちます。
職場体験は就職活動の準備段階です。学びを言葉にして整理しておくこと、体験を就職活動の“強み”に変えていくことができます。

 

次回の職場体験に参加しませんか?

 大田病院の職場体験は、「雰囲気の良さ」「寄り添う看護」「実習では得られない学び」 が体感できる1日です。

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