2025年夏休み、大田病院では「高校生看護体験」を開催しました。
看護師の仕事に興味のある高校生54名が4日間に分かれて参加し、患者さんとのふれあいを通して看護の魅力に触れる体験となりました。
今回のテーマは「足浴(そくよく)ケア」。
看護師からのレクチャー、仲間との練習、そして実際の病棟で患者様への足浴――
それぞれが、“看護”の意味を肌で感じる時間となりました。
※体調確認・検温・マスク・フェイスシールド着用など、感染対策を徹底したうえで実施しています。
【高校生看護体験 開催概要】
主催: 大田病院 看護学生室
開催日: 2025年8月12日、14日、18日、25日
参加者: 看護師の仕事に興味がある高校生 計54名
体験内容:
・看護師による足浴レクチャー
・高校生同士での足浴練習
・看護師のサポートのもと入院中の患者様への足浴実施
・看護師による説明&質疑応答(看護学校・仕事について)
プログラムは、足浴の意味や注意点、看護師の観察ポイントの説明からスタート。
看護師が実演を交えながら丁寧にレクチャーし、その後は高校生同士で練習に挑戦。
お湯の温度、タオルの拭き方、声かけのタイミング――小さな配慮の積み重ねが“看護”になることを学びました。
そして、いよいよ病棟へ。
グループごとに看護師が付き添い、実際に入院中の患者様に足浴を実施。
「ありがとう」「気持ちよかったよ」と患者様の表情が和らぐ瞬間は、参加者にとって特別な経験になったようです。
中には、「まるで孫が来たみたい」と涙ぐまれる患者様も。
相手に寄り添い、心を動かす“看護の力”を体感する、貴重な時間となりました。
足浴を終えた後は、体験を振り返る感想共有の時間。
「思うように話しかけられなかった」「もっと上手くできたかも」といった正直な声が出るなか、
看護師からは、学校選びや看護学校受験のアドバイス、現場でのやりがいなど“リアルな看護の姿”が語られました。
「進路に迷っていたけど、看護師になりたい気持ちが強くなった」
「患者さんの願いに寄り添う姿に憧れた」
そんな声も多数聞かれ、看護への一歩を踏み出すきっかけになったようです。
● 患者さんの笑顔が忘れられない
「足浴をしただけなのに、あんなに喜んでもらえるなんて…看護ってすごいと思いました」(高校2年生・女子)
● 会話の難しさも学びに
「うまく話しかけられなかったけど、患者さんが笑顔で返してくれて嬉しかったです」(高校2年生・女子)
● 看護師さんの姿に感動
「目の前で見て、体力だけじゃなく表情や声かけのタイミングも意識しているのが印象的でした」(高校2年生・女子)
● 進路の参考になった
「国家試験や看護学校の話がリアルで、これから何をすべきか見えてきました」(高校2年生・女子)
体験後のアンケートでは、こんな質問も寄せられました。
「看護師になってからとなる前での気持ちの変化は?」
「看護師のやりがいって何ですか? やりがいを感じたのはいつですか?」
▶ これらの質問には、
高校生が看護師に質問したことへの回答 の記事にまとめています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください!
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大田病院 看護学生室
担当:牛澤・佐藤
〒143-0012 東京都大田区大森東4丁目4-14
TEL:03-3762-8421(代表)
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