大田病院や系列の診療所で働く先輩看護師に、看護学生さんからよく聞かれる質問内容をインタビュー。
パンフレットでは伝えきれない職場の雰囲気や、それぞれの先輩の実感などを聞き、最後に先輩からのメッセージをお伝えします。
今回は、大田病院 透析室で働く先輩看護師がお答えします。
大田病院には、新卒で入職した方、奨学生だった方、中途採用で入職した方など、様々な先輩がいます。
1つの記事に一人ずつ登場し、今後も順次更新していきます!大田病院に興味のある方はぜひお読みください。
Profile
出身校:了徳寺大学 出身:静岡県
看護学生のとき大田病院の奨学生となり、入職して3年目となる。
透析室で勤務し、後輩の指導(プリセプティ)も経験。
患者さんの「透析と共に生きる」を支える看護を日々実践している。
私の職場は、大田病院の透析室です。
そもそも透析室はどのような職場ですか?
透析室は、病棟とつながっている別棟にあり、入院・外来の透析に対応しています。
外来は夜間も行っているので、大田区や品川区から通ってこられる患者様も多く、100名以上います。
私たち看護師は、入院・外来患者様の透析を安全に行うだけでなく、日常生活の様子もうかがいます。
時には家庭訪問も行い、普段どのように過ごしているか、食事は食べられているか 、
介護サービスは十分かなど細かく様子を聞きます。
透析は継続的な治療やサポートが必要です。
職員同士の雰囲気はどうですか?
透析室はワンフロアで死角がなく、広々としているので、職員同士よく声をかけ合って仕事を進めています。
仕事が立て込んでいる時も、臨床工学技士さんや他のスタッフと手助けしあって
患者様の「透析と共に生きる」を支えるために、継続した看護を行っています。
休憩室には畳があり、リラックスできる広さがあります。
大田病院を知ったきっかけは、自分の希望する病院を先生に相談して、紹介してもらったことです。
資料を取り寄せたり説明会を受けたりして、いいなと思ったので就職を決めました。
・病院内のみならず、系列の診療所や透析、訪問看護など、様々な職場があり、ライフスタイルが変化しても辞めずに系列内で異動ができ、経験やキャリアを積んでいけること。
・地域密着型の二次救急病院で、大きすぎず、私にとってはちょうどよいと感じる規模であったこと。
・住宅手当が出ることや、法人内の診療所や薬局でかかった医療費が共済から出るので実質医療費の自己負担がゼロになることなど、福利厚生も魅力的だった。
他にもありますが、この3点がいいなと思ったところです。
寮は、病院によっては数に限りがある場合もありますが、大田病院は希望者は全員入れます。
私も入職当初から今も、寮で生活しています。
病院から徒歩5分圏内で、スーパーやコンビニも徒歩3分程度のところにあります。
蒲田駅や大森駅までのバス停はすぐ近くにあるので、遊びにも行きやすい立地です☆
寮はいくつかありますが、私の住んでいる寮は病院のスタッフが多く居住しています。
でも、1Kのアパートで、一部屋ずつ生活が分かれているので、アパート内でスタッフと顔をあわせることは少ないです。
入寮していても、住宅手当で家賃の約4割が補填されるので、貯金したい方にはお勧めです☆
収納や日当たり等も問題なく、キレイです。
コロナに罹患したスタッフがいた場合などの代りに夜勤と日勤の変更などは時々ありますが、
有休や出勤の希望は、研修などの予定と重ならなければ、ほぼ100%通ります。
私は、シフトが発表されたら、すぐ①勉強する日、②何もしない or 家事の日、③外に出る日、と分けて、自分自身の体力・精神力をコントロールできるようにしています。
京浜東北線でどこまでも行けるので、外出時は、舞台鑑賞、ダイビング、美術館や、伊豆~房総へ旅行などに出かけます☆
患者さんの、特にプライマリーとしての退院などの調整をしていくのですが、
患者さんの意向をできるだけ汲みとりつつ、周囲の社会環境の調整をして、「患者本人の生き方」を尊重した対応をした時の、患者さんからの「いろいろとありがとう」という言葉は、特に嬉しかったです。
コミュニケーションをきちんととり、ご本人の希望と現実との差を伝えることもありますが、「本人の意思尊重」を大切にサポートしたことに対する感謝の言葉をいただくと、「やって良かった」と思います。
卒年の看護学生さんは、国家試験の勉強もそろそろ佳境で、精神的にも詰まってきている頃かと思います。
気分のリフレッシュも、効果的に勉強していくのに必要なことです。
働き始めた後も、スイッチのON/OFFは得意な方が、いろいろとお得です☆
その練習も兼ねて、時々は身体と頭を休めて、無理をせず頑張ってください!
一緒に働ける日を楽しみにしています。
低学年の看護学生さんも、大田病院に少しでも興味があれば、ぜひ説明会や見学に来てください。
☆大田病院にはやさしい先輩がたくさんいます!
大田病院の奨学生になると、入職前から先輩看護師とも交流でき、入職もスムーズです。
大田病院では奨学生を募集しています。興味のある方は下記をご覧ください。
☆過去の先輩看護師インタビューもぜひご覧ください↓↓
・大田病院附属大森中診療所の先輩
・大田病院呼吸器病棟の先輩
・大田病院循環器内科病棟の先輩