大田病院の奨学生は、月1回「奨学生ミーティング」に参加します。
お互いの近況を話したり、さまざまなことを一緒に学んでいます。
今回も感染予防のためオンラインで開催☆
奨学生6名が参加し、Zoomでミーティングを行いました。
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プログラム
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【1】アイスブレイク
【2】退院支援について(大田病院地域連携室の看護師より講義)
【3】感想・質疑応答
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アイスブレイク
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ミーティングの最初は、アイスブレイク。
緊張をほぐし、参加者の距離を近づけるために大切な交流の時間です。
今回のテーマは「好きな数字」で、その理由もそれぞれ話しました。
誕生月や出席番号、部活動で背番号だった数字など、それぞれの”マイナンバー”が明らかに。
オンラインでも楽しく交流できる時間を大切にしています。
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退院支援について
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今回のテーマは退院支援。
大田病院の地域連携室で働く看護師より、看護学生にもわかりやすく、基本的なことから事例まで交えた講義をしてもらいました。
「退院支援」は、入院している患者様が、退院後にどこで療養するかについて自分で決める過程をサポートします。
コロナ禍で、面会制限により、ご家族が患者様の退院後の生活をイメージしづらいこともあり、家族に連絡をとって様子を伝えるなど、病院側からのアプローチを大切にしています。
様々な課題に対し、「できないと決めつけず、できるように工夫する」という姿勢で、患者様やご家族に親身に寄り添っていることが伝わる内容でした。
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感想・質疑応答
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講義を聞いた感想や疑問に思ったことを奨学生同士で交流しました。
「患者さんは病気がある中で、帰るのが不安だと思う。その気持ちの負担も含めて考えていくことが大切だと思った。」
「一人の患者さんの在宅生活を決めるのに様々な情報を整理して考慮していくんだ、とわかった。患者さんの望んでいることを考慮しながら進めていくことが大切だと思った。」
「医療者だけで決めてしまうのではなく、患者さん・家族と決めていく。退院して終わりではなく、その後の生活をイメージしていくことだとわかった。」
「実習では情報収集までは体験したけれど、その情報をどうサポートにつなげていくか、という部分が今回の話でよくわかった。」
「お話の中で、患者さんを施設に入れるということにご家族が罪悪感を抱く場合がある、という話が印象的だった。そういう家族にはどのように声かけをしていますか?」
*最後の質問に対して、地域連携室の看護師は「介護は休みがないことなので、施設を選ぶことは間違いではない。家族に負担をかけることを本人が望んでいない場合もある。どちらを選んでも間違いではない、と伝えています」と返答。
施設入所にして、高額な利用費がかかるなどの問題もあり、それぞれの大変さを理解しながら進めることが大切だと改めて話されました。
今回の学習テーマは、奨学生から「多職種が関わる退院支援について学びたい」という声をもとに設定しました。
☆大田病院では奨学生の興味関心を大切にしながら、さまざまなことを一緒に学んでいます。
今回のように、入職前から当院の看護師とかかわり、実践を聞ける、ということも魅力の一つと言えます。
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大田病院 看護学生室
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