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2022.11.04

子育て中の看護師に聞いた、復帰時の職場選びのポイントと育児の両立について。

子育て中の看護師の職場

大田病院や訪問看護ステーションで子育てをしながら働くママさん看護師にインタビュー。
出産から職場復帰、一度離職後、看護師として復帰など、様々なケースがあります。 

実際に、
「子育てと看護師の仕事の両立はできるのか?」
「ブランクがあるので復帰後に不安がある」
「仕事はしたいが、フルタイムは難しいと感じる」

といった声はよく聞かれます。

当法人では、大田病院、診療所、訪問看護ステーションなどがあり、子育てをしながら働くママさん看護師が多くいます。
その中でも、今回は、育休後に職場復帰した病棟勤務の看護師と、ブランクを経てパート勤務に復帰した訪問看護師から話を聞きました。
それぞれの働き方や、育児と両立する工夫、これから復帰・転職を考えているママさん看護師へのアドバイスなどを紹介していきます。

 

―目次―

産休・育休後の職場復帰の条件や悩んだこと。
 -産休・育休後に職場復帰した病棟看護師Dさん
 -出産を機に一度離職後、元の職場に復職した訪問看護師Eさん

子育てを両立する看護師の一日
 -子供3人の育児と訪問看護師を両立するEさんの一日
 -2歳児の子育てをしながら病棟で働くDさんの一日

ママさん看護師が利用している子育て支援制度
 -院内保育室についての内容
 -パート勤務についての内容(勤務時間)
 -子育てしながら時短勤務について
 -子育てしながら夜勤免除について

職場復帰や転職を検討中の看護師へのアドバイス
 -病棟看護師Dさん「子育てに対する職場の理解が大切だと感じています」
 -訪問看護師さん「時短勤務など今の自分にあう職場で」

育休明けの復職・転職でよくある質問
インタビューに答えてくれた先輩看護師の紹介
ママさん看護師の職場選びと育児の両立 まとめ

 

産休・育休後の職場復帰の条件や悩んだこと。

出産後の職場復帰の仕方は、どの職場か、またどの程度家族に協力してもらえるかなどによって様々なケースがあります。
当法人の病棟看護師、訪問看護師の場合はどうだったのかをご紹介します。


産休・育休後に職場復帰した病棟看護師Dさん

看護学校卒業後、新卒で入職しました。
28歳のときに出産し、産休と8ヶ月の育休をとって、職場(大田病院の外科病棟)に復帰しました。
私は自宅から職場まですごく近いわけではなかったので、保育園の送り迎えができるか、子育て・家庭と両立できるのかが不安でした。
保育園から職場までの距離や時間を調べたり、時短勤務や夜勤免除などの使える制度を確認したりしていました。
子どもとの時間を増やしたいという希望がありました。

出産を機に一度離職後、元の職場に復職した訪問看護師Eさん

3人の子育てをしながら訪問看護で働いています。
1人目・2人目の出産のときは、育休のあとに元の職場(訪問看護ステーション)へ復帰し、パートで時短勤務をしていました。
41歳で3人目を出産したあとは、子育てに専念したくて一度退職しましたが、2年のブランクを経て、再び元の職場に復帰しました。
職場復帰の際は、子どもが急に熱を出したら保育園には預けられないので、そういった子育てとの両立に理解のある職場がいいと考え、やはり元の職場に戻りたいなと思いました。
体力に自信がないので、時短勤務を希望し、午前中のみの週4日勤務からスタートしました。
それから1年経って、体が慣れてきたこともあり、週4日のうち2日は一日勤務に延ばして、社会保険に入ることもできました


 

子育てを両立する看護師の一日 

「育児や家庭と仕事の両立って、どう実際しているの?」という疑問にお答えします。
訪問看護師Eさんと、病棟看護師Dさんの1日の流れを、それぞれご紹介します。


子供3人の育児と訪問看護師を両立するEさんの一日


●6:30 起床、家事、自分の身支度
●7:10 朝食、保育園の準備、上の子の送り出し
●8:00 保育園へ送り、職場へ向かう
●8:50 仕事開始

ママさん病徴看護師の日勤業務


●13:00または16:50仕事終了(週2日ずつ半日・一日勤務)
●17:20 保育園へお迎え
●18:00 夕食づくり、家事、夕食をみんなで食べる
●19:00 片付け、テレビを観たり子どもと遊んだりする時間
●20:00 入浴、子どもとまったりする時間、寝る支度
●21:40 子どもの寝かしつけ"


2歳児の子育てをしながら病棟で働くDさんの一日


●5:40 起床、自分の準備を済ませる
●6:00 子どもを起こし、朝食、身支度などして出発
●7:00 保育園へ預ける
●8:50 勤務開始
●15:30~16:30 退勤(時短勤務)
●17:00 保育園へお迎え、夕食や子どもとの時間(以下、略)


 ママさん看護師が利用している子育て支援制度 

子育て中の看護師にとって、
『夜勤や勤務時間への配慮があるか?』
『保育が受けられるか?』
といったことは重要なポイントです。
ママになっても働き続けられるよう、当法人には保育室や時短制度があります。
当法人の保育室や、勤務時間の調整、夜勤免除・時短勤務の制度について、利用している看護師の声も交えながら紹介していきます。

院内保育室についての内容(特徴)

・大田病院のすぐそばに保育室があります。
・産休明け(生後56日)から2歳未満児まで保育を受けられます。
・認可保育園に入ることを前提にし、認可保育園への入園が決まるまでの間、責任をもってお子さまをお預かりします。
・保育時間は保護者(職員)の勤務開始30分前から勤務終了後30分以内です。
・保育料は保護者の標準報酬月額の15%です。
・保育内容は、自由遊び、室内遊び、散歩などを行っており、給食もあります。
・少人数なので一人ひとり丁寧に、優しい保育士が対応してくれます。



パート勤務についての内容(勤務時間)

●訪問看護師Eさんもその一人
『私は2人目の出産後に常勤からパートへ切り替えました。
週4日勤務で、そのうち2日は8:50~12:50の半日勤務、あとの2日は8:50~16:50の一日勤務です。
半日勤務の日は、早上がりなので早めに保育園へお迎えに行き、買い物へ行ったりします。
一日勤務の日も残業はほとんどないので安心です。お休みの日はゆっくり体を休めるようにしています。』

 

子育てしながら時短勤務について

未就学児の子どもがいる場合は、本人からの申請によって、6時間勤務に時間短縮ができます。

●この制度の利用者、病棟看護師Dさん
『子どもが2歳で、8:30~15:30までの時短勤務中です。
できるだけ子どもと過ごす時間をつくりたくて、この制度を使わせてもらっています。
子どもとの時間が増えて、自分自身も心の余裕ができたと思います。』
といいます。

 

子育てしながら夜勤免除について

病棟看護師Dさんは時短勤務の他にも、夜勤免除の対象にもなっています。
子どもが小学校に入るまでは、申請により、夜10時から朝5時までの間は働くことを免除されます。
このような制度により、職場の協力を得ながら常勤看護師としてキャリアを継続することができます。


 職場復帰や転職を検討中の看護師へのアドバイス 


子どもとの時間を大切にしたい思いと、看護師のキャリアを継続したい思い、その二つを両立する働き方や仕事の選び方を模索しているママさん看護師へ、先輩看護師からのメッセージです。

病棟看護師Dさん(産休・育休後に職場復帰

大田病院は、子育てに対する職場の理解があり、急な発熱などで休まなくてはいけないときにも対応してくれたり、土日の休み希望も通してもらえたりして本当にありがたいです!
看護師の仕事と家庭との両立に不安を抱えている方は多いと思いますが、時短勤務もしっかりとれるので、子育てしやすい病院だと思います。


訪問看護師Eさん(出産を機に一度離職後、元の職場に復職した訪問看護師

家庭や子育てと仕事の両立は、本当に悩むところだと思います。
不安なようであれば、慣れるまで時短勤務で働いて、できそうだなと思えたタイミングで、延長していってもいいかもしれません。
私の職場では、そのような相談にも柔軟に応じてもらえました。
無理せずにゆっくり仕事を覚えていけば大丈夫です。
病棟での夜勤免除もありますが、訪問看護の仕事は夜勤がないだけでなく、残業もほぼないのでおすすめです。
ブランクがあっても、同行訪問など指導体制があるので、安心して復職できると思います。

 出産を機に一度離職後、元の職場に復職した訪問看護師

 


 育休明けの復職・転職でよくある質問 

 

Q 子育てに対する職場の理解はどうですか?
A.
【訪問看護師Eさん】
私の職場は子育て経験者が多いので、子どもが病気のときや学校行事でお休みするときにも、とても理解があると思います。
休憩時間には子育ての話やドラマ・タレントの話などをして、とても楽しく、気分転換になっています。子育てしながら働きやすい職場だと感じます。

 

Q 家庭との両立において、家事などはどんな工夫をしていますか?
A.
【訪問看護師Eさん】
食事づくりは、コープデリのミールキットなどを利用し、時短料理をしています。
時短でも、栄養バランスを考えて、なるべく手をかけたいなと思っています。
また、食洗機や洗濯乾燥機など、少しでも家事が楽になるものは積極的に利用しています。

 

Q 時短勤務・夜勤免除(日勤のみ)の他に、子育て中の職員に対する制度はありますか?
A.
時短勤務と夜勤免除(未就学児)の他には、「育児時間」や「時差出勤」、「子の看護休暇」などがあります。
育児時間」は、労基法に定められた給与保障で、1歳未満の子をもつ女性職員は1日につき1時間の育児時間が付与されます。
30分2回に分けることもできるので、30分遅く出勤して30分早く退勤する、という使い方も可能です。
「時差出勤」は、子どもが3歳未満の場合に、申請により1日に1時間を超えない範囲内で勤務時間を変更することができます。
「子の看護休暇」は、未就学児の場合、子の看護(健康診断・予防接種も含む)等のための休暇を年度内に5日まで申請できます(有給休暇とは別で無給の休暇となります)。
半日単位、1時間単位での取得も可能です。

 

Q その他に、ママさん職員へ勧めたい制度は?
A.
子育て中心で自分自身のメンテナンスは後回しになりがちなママさん。
当法人には、共済があるので、法人グループ内の医療機関や薬局に受診した場合には、そこでかかった保険診療分は申請すれば全額戻ってきます(共済組合加入の職員は誰でも利用可)。
病院、診療所、歯科も対象です。
実際に、あるママさん職員は、歯周病になりかけた状態から半年かけて正常な状態に戻すことができました。
「歯科は高いのに実質負担ゼロで通いやすかった」「花粉症もあるけれど定期受診して薬代も戻るので助かる」という声が聞かれます。

 

 


 

 インタビューに答えてくれた先輩看護師の紹介 

育休から復帰後、時短勤務で働くママさん看護師

--病棟看護師Dさんのprofile--
新卒で2016年入職し、一般病棟勤務。28歳で出産後、8ヶ月の育休から職場復帰。
現在は外科病棟で、時短勤務・夜勤免除の制度を利用しながら働いている。

 

3人の子育てをしながら、非常勤で働く訪問看護師

--訪問看護師Eさんのprofile--
3人の子育て中の訪問看護師。2000年入職後、2人目の出産を機に常勤から非常勤へ切り替えて働く。
3人目の出産後に退職するも、2年のブランクを経て同じ職場に復職。

 ママさん看護師の職場選びと育児の両立 まとめ 

子育ては思い通りにいかないことも多くあります。
それでも、看護の仕事にやりがいを感じ、家庭と両立しながら自分らしく働き続けたいという思いは、多くのママさんナースに共通するところです。
当法人には、同じ悩みを持ち、頑張って乗り越えてきた先輩看護師がたくさんいます。
当法人は、大田病院や、系列の診療所・訪問看護ステーションなどがあり、夜勤免除や時短勤務など、ライフスタイルの変化に合わせた様々な働き方に対応しています。
そのため、家庭や子育てと両立しながら安心して働き続けることができます。ご自身の「こんな働き方がしたい」という希望を大切に、まずはご相談ください!

 

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