新着情報
2023.04.11

2023年2~3月<インターンシップ・入学前体験>を開催しました

<インターンシップ・入学前体験>
主催者:大田病院 看護学生室
開催日:2023
年2月~3月に個別調整して実施
参加者:看護学生または看護学校合格者12名

コロナ禍で中止していたインターンシップを2023年2月より解禁し、3月末までに計12名の看護学生さんが来てくれました。

こちらの記事では、参加者の感想も交えながら、開催の様子をご報告します。

次の夏にもインターンシップを開催する予定です!

「大田病院が気になっている」
「病院を実際に見て、雰囲気を知りたい」
「働いている先輩看護師と直接話してみたい」

ーという方は、今回の開催報告をぜひ参考にしてください☆

*4月以降も、平日でしたら個別調整で実施できます。
ご希望の方はこちらのフォームに希望日を入力してお申込みください。

【プログラム】

10:30 集合、着替え、オリエンテーション
11:00 病棟見学☆看護師とペアで見学
12:00 病院全体の見学
12:30 昼休憩 
13:30 先輩看護師との交流
14:00 病院・奨学金説明
15:00 終了

☆夏に開催するときは、今回よりも長い時間、病棟に入れるようプログラムを変更する予定です。
(感染状況によっては変更する可能性もありますのでご了承ください)

※写真は許可を得てお顔が写っていないものを使用しています。
※手洗い、手指消毒、健康状態のチェック、病棟内でのマスク・フェイスシールド装着を徹底して行いました。

【病棟にて看護師とペアで見学】

本日の流れを説明してから、看護学生さんを病棟へお連れします。

先輩看護師のもとへお連れするとき、看護学生さんはみなさん緊張された様子でいらっしゃいます。

でも、大田病院は優しい先輩が多く、インターンシップにもwelcomeな雰囲気。

病棟から戻ってくる頃には、みなさん緊張が和らいだ表情になっていました。



・すごく緊張していたのですが、皆さんすごく優しく対応して下さってありがたかったです。
寄り添う看護という理念などに惹かれたので参加させていただいたのですが、私が見た病院の中で一番「寄り添う」を大切に、患者さんのことを考え、同じ目線にたっていると思いました。(都立広尾看護専門学校2年生

・患者様と看護師の方の関係性が良好であると感じました。
日々の看護業務だけでなく、積極的に患者様とコミュニケーションをとる姿を見ることができ、寄り添った看護が行われていると感じました。
(北里大学保健衛生専門学院3年生)



・患者様への処置前に、なぜそれを行うか、留意点は何かなどを説明していただき、看護師が様々な面に注意しながら援助しているのだと知ることができました。実際に、他の看護師やリハビリの方々とコミュニケーションをとっている場面を見学し、話しやすい環境があり、みんなで同じ目標を持ち患者様と関わっていると感じました。都立広尾看護専門学校3年生



・病棟の雰囲気を知ることができて良かったです。実際に看護を行っている所を見学させていただき、声掛けやバイタル測定などを丁寧に行っていることがわかり、患者さんに寄り添う看護を提供されていると思いました(都立荏原看護専門学校2年生) 

インターンシップ参加者の中には、ご自身が高校生のときに大田病院で看護師体験を受けたことのある方もいらっしゃいました。

・高校生の時ぶりに病棟に入らせていただき、病院内の雰囲気や、どのような方が入院されているのかわかって良かったです。
シャドーイングの際には、何時くらいに何をするかや、訪室時の観察点などもお話しながらできたので、どのように看護を行っているのか理解できました。患者様も気さくな方が多く、ありがたかったです。(聖徳大学3年生)

【病院見学】

病棟で体験していただいた後は、大田病院の中をぐるっと見学!

各病棟と透析室、受付から手術室・救急外来・内視鏡室のある1階フロアなどを、説明をしながら一通りご案内しました。



一概に病棟といっても、雰囲気はそれぞれ特徴があります。

たとえば、回復期リハビリテーション病棟は、
急性期の他の病棟よりもリハビリスタッフの出入りが多く、
デイルームにリハビリ器具などが置かれています。

他にも、季節の飾りで壁を明るくデコレーションしている病棟や、
感染予防の啓発の張り紙を工夫している病棟など、様々です。


・見学をして、スタッフ同士がすれ違うときにも笑顔があり、とても雰囲気が良く、働きたいと感じました。(都立広尾看護専門学校2年生)



透析室は実習でも行ったことがないという学生さんも多く、
「透析している患者様を初めて見ました」、「広々としたフロアですね」といった反応がありました。

【先輩交流・病院説明】

お昼はゆっくり1時間休憩をとります。
昼食はこちらで用意したお弁当を召し上がっていただきました(職員も同じものを注文しています☆)。

午後は、看護学生室スタッフと、病棟でペアになった先輩も交えた、ふり返り・交流の時間。

午前中体験して感じたことや、気になったこと、先輩に聞いてみたいことを何でも質問していただける時間にしました。

学生さんから出された質問と、先輩方の回答を一部ご紹介します☆

Q:先輩が大田病院に入職して良かったと思うことは何ですか?

A:「患者さんのためにこういうことをしてあげたい」という思いを叶えられることです。
 
 チームに一人ずつ新人さんが入るのですが、チームで話し合いをするときに、一年目だからお客さんとかそういう雰囲気はなくて、先輩方が一人前の看護師として意見を聞いてくれる。だから、それに応えられるようになりたい!と思って、私も勉強しました。

Q:入職してからの研修はどうでしたか?

A:いろいろな看護技術をみんなで練習します。現場に出ても、まずは一緒に手順書を確認して、次に先輩がやるのを見て、と順を追っていきます。

 実際に患者さんに実施するときも先輩が見守ってくれます。一人でやらせるということがないので安心です。不安なまま実施しても、良いことはひとつもないですよね。

 研修内容は、毎年、教育委員の方々がアップデートしていて、より一年目に負担がないように、という方向で更新されています。働きやすいと思いますよ。

Q:正直なところ、お休み(有給休暇)はとりやすいですか?

A:病院によっては一年目は希望を出せない、というところもあるようですが、大田病院は一年目でも二年目でも、全然出せます。

むしろ、出していないと「休み希望が出てないけど、本当に休みたいところないの?」と師長さんが心配して聞いてくれるくらいです。

同僚にも、連休をとって旅行したり、帰省したりしている方がたくさんいます。

Q:残業はどのくらいありますか?

A:1年目は、ほぼないです。持ち帰って調べてくるような宿題もないし、調べものをする時間も勤務時間内に保障されていたりします。

 残業は年数が上がっても、少ない方だと思います。
ママさんナースも多いので、みんなで時間で上がろう!という雰囲気があって、「終わってないことある?」「さぁ、帰るよー」と声をかけあっています。

 それから、「前残業」もほとんどないです。実際に他の病院に就職した友人に聞くと、始業時間よりかなり前に出勤している人もいるのですが、大田病院は結構、時間ギリギリにくる人も多いです(笑)。でも、それを咎めるような雰囲気も全くありません。

・たくさんの質問に答えていただき、奨学金の話なども含めて、すごく充実した説明も聞かせていただくことができ、有意義な一日になりました。技術の経験不足などの不安な点も、練習させてくださるというお話が聞けて不安点の解消ができたのも嬉しかったです。(都立広尾看護専門学校2年生)

・質問したことに詳しく答えてくださり、すごく話しやすい環境で、常に誰かに相談できる環境だと感じました。新人看護師さんと話す時間もあり、新人ならではの思いを知ることができ良かったです。(広島国際大学3年生)

以上、病棟見学・院内見学・先輩交流・病院説明と、充実したインターンシップの様子をお伝えしました。

私たち看護学生室スタッフも、多くの学生さんと直接お会いできて嬉しかったです。

☆大田病院では、2023年夏のインターンシップを企画しています。
詳細が決まり次第、ニュース購読中の学生さんに優先的にお知らせし、追ってこちらのホームページにも告知する予定です。

☆ニュースは、看護学生さん向けに発行しています。
年に4回程度、これまで資料請求してくださった方や、イベント参加してくださった方にお送りしています。

ニュース購読をご希望の方で、まだ資料請求をされていない方は、ぜひこちらのフォームよりお申込みください☆