<高校生オンライン看護師体験>※ZOOMを使用したオンラインの看護師体験
主催者:大田病院 看護学生室
開催日:2023年1月6日、1月26日の2日間
参加者:看護系に進学を考えている・興味のある高校生、予備校生、社会人など計49名。
今回は、心に残る看護エピソードや、”看護師の一日”、”仕事のやりがい”といった話のほか、”看護師の「食べることへの援助」を学び、とろみ茶を飲んでみよう”というリモート体験を行いました。
【参加者データ】
・人数…22名
・高校…18校
・学年…1年生5%、2年生79%、3年生16%
終了後のアンケートに寄せられた感想をご紹介し、質問にお答えします!
・患者さん一人一人に合わせて看護の仕方を変えるなど工夫をされていて素敵だと思いました。(高2・女性)
・マニュアル通りではなく一人一人の患者さんに合わせて柔軟に対応することの大切さを感じました。(高2・女性)
・患者さんの意見を尊重しながら治療をすることの大変さや、患者さんに意思があることを忘れず、家族の方の気持ちを考えながら対応することが大切になってくるのだと感じました。(高2・女性)
・患者さん自身の思いとそのご家族の思い、どちらも共感するため、両方の思いを叶えたいと思いつつ、いろんな葛藤があったり、患者さんとかかわっていく中で考える場面が多いなと感じました。(高2・女性)
・患者さんが最後までその人らしく生きることをサポートする看護師の仕事にますます興味を持った。(高3・女性)
・年齢が違っても、「食べたい」という欲求は誰にでもあるのだと改めて感じました。その上で、同じ「食事を楽しむ」という共通点を明確に実現していくには、当事者の方一人ひとりに寄り添った提供の仕方が必要だと思いました。(高1・女性)
・看護師はたくさんの人と関わりいろんなことを体験する職業なのだと知ることが出来ました。今回初めて看護体験に参加したのですがとても良い経験になりました。ありがとうございました。(高2・女性)
・私は麦茶で作ったのですが、いつも飲んでいるよりも飲みやすく感じました。(高2・女性)
・液体より飲みやすかったです。お茶でやったのでスープとかでも試してみたいです。(高2・女性)
・とろみをつけた飲み物がどのような感じなのか全く想像できなかったのですが、飲んでみると、味はそのままで飲みやすかったです。(高2・女性)
・緑茶に混ぜて飲みました。小さい頃に飲んだ「お薬飲めたね」に近いのかなと感じました。味に変化なくおいしかったです!(高2・女性)
アンケートに、高校生から看護師へ質問したい事がいくつか出されました。
今回の看護師体験に登場した看護師がお答えします☆
あくまでも個人の回答として参考になさってください。
Q:夜勤は月に何回くらいやりますか?
A:大田病院では、月に6~8回となっています。看護師の心身の健康を守るため、上限の回数が定められています。
Q:病院に勤務してその後の診療科(配属先)はどのように決まっていくのですか?
A:大田病院では、新入職看護師一人ひとりから第1希望から第4希望までを聞き取ります。そして、本人と面接した上で師長会議で配属先を決めます。病院によって決め方はそれぞれです。どこも配属先の受け入れ人数は決まっていると思うので、希望が多いと希望通りには行かないこともあると思います。
Q:職業病として腰痛や不眠などがあるとおっしゃっていましたが、それは看護師だけでなく医師にもあるのですか?また、それを乗り越えるためにした対策などがあれば教えていただきたいです。
A:医師は、診療科にもよると思いますが腰痛はあまり聞かないです。長時間の手術をするような科だとあるかもしれません。
私自身は看護師として働く中で腰痛になりましたが、コルセットを装着したり、体の使い方を工夫したり、誰かと一緒にケアすることで悪くならずにすんでいます。
Q:看護師になりたいと思った理由はなんですか?
A:私の看護師志望理由は、親から手に職をつけることを勧められた結果でした。看護師になりたいとずっと思っていたわけではないのですが、意外と続けられています。
Q:看護師をやっていて大変なことは何ですか?
A:大変なことは色々ありますが、思い返してみると、良かったことの方が多かったように思います。その時は大変だったと思いますが、私はそれほど苦に感じていません。
高校生のみなさん、たくさんの質問をありがとうございました!
看護師になりたいという初心を大切に、ぜひ看護学校に入学したらまた大田病院のイベントなどに参加してください☆
☆大田病院では、春・夏・冬休みなどの長期休みに看護師体験を行っています☆
リピーター大歓迎です!次は3月末に行います。詳細が決まり次第公開しますので、もう少々お待ちください。
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