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2022.09.14

☆2022年7月・8月<高校生オンライン看護師体験>開催報告☆

<高校生オンライン看護師体験>※ZOOMを使用したオンラインの看護師体験
主催者:大田病院 看護学生室
開催日:2022年7月28日、8月30日の2日間
参加者:看護系に進学を考えている・興味のある高校生、予備校生、社会人など計49名。

今回は、心に残る看護エピソードや、”看護師の一日”、”仕事のやりがい”といった話のほか、”看護師の「食べることへの援助」を学び、とろみ茶を飲んでみよう”というリモート体験を行いました。

終了後のアンケートに寄せられた感想をご紹介し、質問にお答えします!

【看護エピソードなどの話について】

看護師は大変な職業だと思っていたけど、いろんな人のサポートをして命を助けて、患者さんから感謝の言葉を頂いて、とても素敵な仕事だと感じました。私も将来、患者さんが笑顔で退院して頂けるよう立派な看護師になりたいと、改めて強く思いました。(高3・女性)

・看護師になったときのやりがい大変さなど貴重なことを聞くことができました。患者さん一人一人をしっかりと見ることができているからこそのやりがいがあるのだとわかりました。(高3・女性)

経験を積んだり、知識を積むことも大切だと分かった。様々な人がより良い看護や医療のために頑張っていることが分かった。(高3・男性)

看護師の仕事は大変すぎるとよく聞くが、今回の話を聞いて確かに仕事内容は大変なところもあるが、患者さんから感謝されたり頼りにされる看護師はかっこいいなと改めて思いました。高3・女性)

・看護師さんが仰っていた「患者さんの前で怖い顔をしない」というモットーが、さすがだなと感じました。 自分も看護の道に進む時、そのモットーを活かしていきたいです。高2・女性)

看護師に自分が向いているのかわからなかったのですが、看護師は辛いこともたくさんあるけど、その分感謝や、やりがいを感じられる仕事だなとプラスに捉えられるようになりました。高3・女性)

看護師の仕事の流れ大変さや看護学生時代の話を現役の看護師から聞けたので、看護師になるまでの努力や協調性などが今後大切になっていくのだと学ぶことができました。高3・女性)
 

【とろみ茶体験について】

・とろみ茶は飲みやすく、固まった感じで喉を通るので、安全に飲むことができるようになる、というのがよくわかりました。味はお茶そのままの味にとろみがついた感じだったので、飲みやすかったです。高3・女性)

味はそのままでゼリーのようにサラッと喉を通って、いつのまにかなくなっていました。誤嚥について学ぶことができて、体験もできてよかったです。高3・女性)

思ったよりドロドロしていてびっくりしました。液体の方がサッと飲めて誤嚥を起こしにくいのかな…というイメージをもっていたので、逆にドロドロにしてしまう方が誤嚥を防げるということが意外でした!高3・女性)

お湯で飲んだのですが、正直美味しくはなかったですが、喉に詰まりやすい方などには飲みやすくなるものだと思いました。他にも、病院食もゼリーを使うなど工夫されてきているのだと興味が湧きました。高2・女性)

【Q&A】

アンケートに寄せられた質問に、先輩看護師がお答えします☆
あくまでも個人の回答として参考になさってください。

 Q:辛かったり大変だと感じても頑張れる理由は何ですか?
 A:辛かったり、悲しかったり、落ち込むこともありますが、自分が頑張ったことや学習したことをつかい看護をすることで、患者さんから言葉が返ってきたり、退院する姿を見たりするときなど、やってよかったと思えるときがあるからです。


 Q:看護師さんの思う、看護師という職にしかない「魅力」はなんですか?
 A:専門職として学んだことを生かし仕事ができること、自分が看護を提供した結果が言葉として返ってくるところです。

 Q:大学卒業と専門卒業だと何か違いはありますか。
 A:個人的な印象では、専門学校の方が実習が多く、実践に即しているように感じます。大学は、学士の学歴ができること、保健師の資格が一緒にとれることなどの特徴があります。専門看護師などを目指すには大学が向いているかと思います。

 Q:他職種との連携があるからこそ出来るな、と感じるのはどんな場面ですか?
 A:病院は看護師のみで出来ることは少なく、検査・治療・手術など、何をするにも他職種と連携していると思います。

 Q:看護師を続けていくにあたって気持ち的な面で大切だと思っていることについてお聞きしたいです。
 A:仕事とプライベートはきっちり分けることです。一日中仕事のことを考えると気持ちがリフレッシュしないので、趣味やリラックスできることを自分なりにもっておくことが大切だと思います。

 Q:看護師になる上で、大学に入る前に身につけておくべきこと、スキルは何ですか?
 A:特別な知識などよりも、自分自身の健康管理の方法など、基本的なことが大切かと思います。また、個人的には手先が器用な方がよいのかなと思います。

 Q:現状の看護師の課題等あれば教えていただきたいです。
 A:どの医療機関にもいえることですが、人手不足が課題だと思います。

 Q:コロナ前とコロナ後で何か変わったことはありますか?
 A:コロナ前は、受診したいときに病院にかかれていたと思いますが、コロナ後は、受診したくても簡単にできない病院もあり、急な病気などの方は大変だと感じます。

☆大田病院では、春・夏・冬休みなどの長期休みに看護師体験を企画しています
 リピーター大歓迎です!また機会がありましたら、ぜひご参加ください。