新着情報
2021.08.23

大田病院の奨学生さんは、毎月1回の「奨学生ミーティング」に参加します。現在はオンラインで、お互いの近況を話したり、さまざまなことを一緒に学びます。

2021年8月の学習テーマは「核兵器廃絶にむけて私たちにできること」でした☆

8月は原爆投下や終戦記念日など、平和や戦争について改めて考えさせられる時期です。

広島・長崎へ原爆が投下されたのは何年前のことかご存知ですか?

被爆者の方々も高齢化し、当時を知る人が少なくなっていくなか、

若い世代では、それが何年に起きたことかさえ答えられない人も多いといわれています。

今回、「被ばく3世」として長崎でご活躍されている「林田光弘さん」の講演の録画を奨学生みんなで観ました。

核兵器による被害は、その場所に助けに入った人までも被爆するという「入市被爆」や「救護被爆」もあること。これは医療従事者にとって重要なことで、「その場所に助けを求めている人がいても、被爆してしまうために助けに行けない」ということになり、非人道的な兵器であること。

そうした核兵器の非人道性から、赤十字をはじめ国際的に核廃絶の動きが高まり、2021年に国連で核兵器禁止条約が発効されたこと。署名・批准する国が増えている中で、唯一の被爆国である日本は署名していないという現実。

しかし国内でも、核兵器禁止条約について議員さんにインタビューを行い各議員・各党の立場をネット上で公開する活動や、戦時中の写真をカラー化して蘇らせる活動など、若い世代による新しい動きが起きていること。

ーここにはご紹介しきれませんが、学びの多いお話でした。

*奨学生さんの感想(一部抜粋)*

「現在も核を持っている国が多く、実際に使われたら救える命が救えないなど、現在の問題・自分自身の問題でもあるのだと思いました」

「高校生の時に被爆者のお話を聞きましたが、改めてこの問題は考えていかなれければいけないと思いました」

「私は戦争の映画『レッドクロス』から赤十字の看護師の生き様を見せつけられました。核と同時に銃等の武器も無くなればいいなと思っています」

「核兵器の問題は日本人として知っておくべきと漠然と捉えていたが、助けられる命が助けられないというのを聞いて、医療者としてもっと知りたいと思いました」

「大学で被爆者の講演を聞く機会があり、当時の記憶や感情など主観的なお話を聞いた。今回のお話では客観的なデータも多く興味深かった。主観も客観も含めて、核兵器は廃絶していかないといけないと思いました」

学校では教えてもらえなかったことでした。被爆者が居なくなったら風化してしまうのではと思っていたのですが、林田さんのように講演などで風化しないようにしている人がいることを知れました。国同士が助け合える世界になればいいなと改めて思いました」

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