新着情報
2024.04.05

大田病院 看護奨学生ミーティング開催報告

2024年3月は認知症認定看護師より認知症看護について学びました!

大田病院の奨学生は、月1回「奨学生ミーティング」に参加します。

お互いの近況を話したり、さまざまなことを一緒に学ぶ大切な機会です☆

今回は、大田病院の地域連携室で働く「認知症認定看護師」よりお話を聞きました。

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 交流タイム☆
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ミーティングでは、アイスブレイク(緊張を溶かすためのワーク)の時間を大切にして交流をはかっています。

ここ数ヶ月の間に、広島県や熊本県に住んでいる看護学生さんが新たに大田病院の奨学生となりました。

普段はオンラインも併用してハイブリッド形式で開催していますが、
今回は春休みを利用して大田病院に集合できました。

今回のアイスブレイクのお題は「最近食べた美味しかったもの」

「きのうコンビニで買った、たこ焼き」
「サイゼリヤの辛味チキン」など、となり同士になった学生でワイワイ話しました。

オンラインでも、このアイスブレイクは毎回行っていますが、やはり直接会って話せるのが一番盛り上がります。

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 認知症看護について学ぶ
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大田病院には、認知症認定看護師がいます。

認知症の特徴や、関わり方のポイント、コミュニケーションの大切さなどを教わりました。

講義を聞くだけではなく、事例をもとに看護師役・患者さん役を決めてグループワークも行いました。

看護師役をした方は、関わり方の難しさを体感し、また、患者さん役をした方は、患者さんの気持ちを疑似体験できたようで、学びが深まりました。

実際に看護学生さんがどう感じ、これからの実習等にどう活かしていこうと考えたのかは、感想を見れば一目瞭然☆

ぜひお読みください↓↓

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 奨学生の感想
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・認知症の患者さんとのコミュニケーションとして、患者の生活背景や尊厳を守り尊重した関わりが大切ということや、認知症患者の帰りたいという願望に対して対応する時にどう対応したらいいかなどを知る事ができて、とてもいい学びになりました。
 認知症だけに関わらず全ての患者の生活背景などを尊重した関わりをしたいと思いました。
(都立荏原看護専門学校 3年生)

・業務に追われていると患者さんの尊厳が蔑ろにされがちになってしまいますが、そこを丁寧に考えながら接していくことが患者さんのQOL向上にも繋がるのかなと思いました。
 グループワークでは今回患者役をやったのですが、誤魔化して説明しようとしているのはなんとなく伝わってしまうな、と思いました。尊厳を傷つけないように誠実に接していくことが必要だと感じました。
 今後、学校で実習も続いていくと思うので、自分自身の思いだけで援助を進めるのではなく、患者さんの気持ちに寄り添って接していけるように、今日の学習を思い出して取り組んでいきます。
(都立荏原看護専門学校 1年生)

・認知症についての理解が深まって、現場でも今日学んだことを意識しながら対応していきたいと思った。認知症をテーマにしたCMがあることを知らなかったので、驚いたし感動した。
 実際にグループワークをしてみて、寄り添って共感したり、しっかり相手の話をきくことは意外と難しいと感じた。まずは相手を尊重し、尊厳を守ることが大切だと感じた。
 業務で忙殺されると対応がおざなりになりやすいが、今日学んだことを忘れずに生かしていきたい。
(東京有明医療大学 3年生)

精神状態の中でも、特に感情に働きかけることが、病状安定のキーポイントになることが分かりました。
 グループワークでは、客観的な意見を聞くことでより良い考えを生み出そうと頑張れてよかった。
 これから、「患者さん」という認識だけではなく、「〇〇さん」という認識をするようにしていきたい。
(東京有明医療大学 3年生)

・人の尊厳を大切に患者の援助をすることを学んだ。グループワークで意見交換をして自分に無い視野が広がった。
 患者に起こりうる見当識障害などの様々な症状が出現しても受け入れ共感し、その人に合わせた看護を提供していきたいと思った。
(人間総合科学大学 4年生)

MCIから認知症への移行率、関わり方によって進行を防ぐこともできるということや、感情は最後まで残るということを学んだ。
 グループワークで看護師役を体験し、笑顔で接し続けるのは大変だったが、患者さんの安心感につながるので意識して行いたいと思った。患者の尊厳を忘れずに患者さんのお話を聞き出し、信頼関係を築いていきたい。
(都立広尾看護専門学校 3年生)

・MCIは予防することで回復出来たり、逆に認知症になったりすることがあるので、しっかり予防をして、回復できるように対応することがとても大切だということがわかりました。入院したことにより環境の変化があったことで、不安になったり動揺したりすることがあるというお話があり、患者の環境の変化にどのように対応していけば良いか考えることが出来ました。
 患者さんの思いを傾聴することが大切だと思うので、話をしっかり聞くようにしたいと思いました。
(九州看護福祉大学 3年生)

・認知症について、MCI・BPSDをはじめとした基礎知識を深く学ぶことができました。特に、良い関わり方、良くない関わり方を改めて知ることができたため、実践に活かしていきたいです。
 初めての対面でのグループワークでしたが、沢山意見を出し合い学びが深まったと同時に、会話が弾みコミュニケーションにつながりました。
 実習先で出会う患者様や家族への対応に活かそうと感じました。
(広島県呉市医師会看護専門学校 3年生)

 

☆大田病院では奨学生の興味関心を大切にしながら、さまざまなことを一緒に学んでいます。

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